恐るべし! モラ夫のより戻し工作
このシリーズの最終は、脱出しただけでは終わらないという話し。
そこには、あの手この手のモラ夫のより戻し工作が待っている。
これは「モラルハラスメント・ブログ」の一読をお薦めしたい。
私は、一挙に読んだ。
脱出→脱出後→新たなる戦い→調停前→離婚調停→離婚 と、実に詳細に描いてある。
夫との会話、自分の心模様、周囲の人々の動き、子どもへの影響…実に具体的に書いてあるので、いろいろな点で参考になると思う。
この方の夫は、カウンセリングに通ってまで自分を変えるというアピールをしている。その上、(変な言い方だが)うつ病にまでなってみせる(周りにそう見せつつ、ゴルフに行っているのだから大したものである)。
周囲は、夫の努力と鬱にまでなる尋常でないと落ち込みようと……等々で、完全に夫の味方になる。まるで演技性人格障害とも言うべきか。この夫の策略とアクターぶりには目を見張るものがある。
本心と行動がここまで乖離し、その行動をあたかも気持ちそのもののように見せることのできる演技力。私は、正直こんな男がいるのか、と驚嘆してしまった。
よく、この迷宮から抜け出せたものだと祝福したい。
こういう男がいるということを知っておいて損はないと思う。
私はパワハラ上司の最右翼を経験したと思うが、この方はDV夫の最右翼を経験されたと言っても良いのではないだろうか。
離婚調停委員及び弁護士の方。是非、両方とも読んでいただければ幸いである。
あなた方が闘うのは、こういう男です。
「子どもは絶対にこういう男の下においてはいけません」
連鎖に苦しむ男性が、そう言っている。
週刊ネットワイド15くたばれバカ旦那!―モラハラ夫との8年間の闘い
昨年11月に書籍化されたブログ「くたばれバカ旦那!~私が離婚を決めるまで」が、12月30日を持って執筆が終了しました。終焉を迎える9月30日「駐禁切られた」記事から炎上がはじまり、最後まで100~300のレスがつくという炎上フィナーレを飾り終えました。 ...