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校長のパワハラで男性教諭自殺

2006/10/17(Tue) Category : パワハラ(パワーハラスメント)
千葉市立中学校の50代の男性教諭が、校長のパワハラに遭い自殺した。

新聞によると、
『今春に同校に赴任した教諭は、夏休み前から集中的に校長の叱責(しっせき)を受けていた。生徒が8月下旬に外房地方の海でおぼれて入院した後は、車で約2時間半かかる現地の病院に「毎日見舞いに行け」と迫られたり、教頭昇任試験に向け熱心に取り組むよう求められたりしていたという』

ある課長から毎日のようにくどくどと小言を言われていたあるリーダーは、1年後いきなり職場で吐血し倒れた。胃ガンだった。初期だったのでかなり切り取って助かったが…。

私も毎日のように責められたとき、半年後に全身の神経がピリピリとし始めた。全身がその上司に対して厳戒態勢をとっていた。

『パワハラ退職者の極めて深刻なダメージ』
『パワハラ退職:ダメージからどのように立ち直るか』
『「福岡いじめ自殺」事件-切り裂き教師』に書いたが、ハラスメントは犯罪である。

そして、「18歳軟禁女性」と「スーザン」と「少年A」に書いたが「心身一如」である。
つまり、心のダメージは体に影響する。心が殺されることは体が殺されるのと同じなのだ。


殺されないために、どうストレスに対応しなければならないか。
今、丁度「DV(ドメスティックバイオレンス)」シリーズを連載している。その中で書くので、是非参考にしてほしい。


それにしても、ブログの『見えるのはケンカ、見えないのがいじめ』のコメントにmanhoodさんが書かれていたが、
『先輩から先生になりたかったら「試験・面接のときに、自分の意見を言うのではなくて、周りに同調しろ。」と、言われた』
『意見を述べるということと、教員という集団の歩調を乱すということは、違いますよね。」というようなことをその先輩に聞くと、教員採用に限っては「意見を述べることが、歩調を乱すことと同義に取られる」と、説明してくれました』
…教育界は国がコントロールしようとしている限り病膏肓に入っていくだろう。


最後に、『学校を生かすも殺すも校長次第』
そして、『学校を生かすも殺すも国次第』である。


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学校生かすも殺すも校長次第って本当だ!
校長が教職員を痛めつけたというのが多過ぎる

 

死にたい

M市A中にいってから鬱病になった。

私はもう一生元の身体には戻れない。

死にたい

 

責任取って下さい

A中の校長先生は責任を取らなかった。

自殺未遂者が出ても取らなかった。

 

教職員同士コミュニケーションが全くと言っていいくらい取れてない。みんなお互い会話すらしないし顔も合わせない。
こういう環境の中にいる先生方に自分の子供をお任せできません。

 

全国どこの学校も1クラス20人までにすべき。先生の負担多過ぎ。

 

先生が鬱病になる原因は生徒にも保護者にもある。数人の生徒や保護者によって精神的に何ヶ月も追い詰められ悪者扱いされ鬱病になった人達も多い。生徒だから許される、保護者だから許されるのは間違い。精神的苦痛を与えた人達は刑事責任をとるべきだ。

 

同じ教員仲間をいじめる教員を懲戒処分すべき!そんな人がいるから、うつ病の教員が増える

 

何故職員室の中がギスギスしているの?何故先生が先生をいじめるの?特定の先生をターゲットにしていじめなんておかしいよ!先生同士がいじめなんてありえない!これだから生徒のいじめもなくならないよ!

 

先生に何もかも任せっきりはおかしい!先生は授業が仕事。親がしないといけない『子供のしつけ』は親がきちんとしましょう!本来親がしないといけない事まで先生に押し付けたり、先生に無理難題な事言うばかりして先生に負担かけたらいけないです。先生が休んだら子供たちの授業は誰がしますか?私達親は授業はできません。これ以上先生にご迷惑おかけしないよう、私達親が自分の子供もよその子供も同じように、叱るときは叱り、良い悪いの正しい判断ができるよう、声かけしていきましょう。

 

今は学校の先生も余裕がないのかな?人数も減らされている上に非常勤が多いのかな?もっと採用者を増やして、もっと教育に予算をかけないと学校は危機ですね。これじゃあ人間関係に悪くなるし、残念ながらパワハラも起きてしまうでしょう。

 

大託で支店長の日々の集中攻撃で鬱病になり、欠勤が続いた。そして最後は急性胃炎になり辞めないといけなくなった。4月入社5月退職。

 

自分が変わっていくチャンスです

ご返事が大変遅くなって申し訳ございません。
一人で、メールカウンセリング、電話カウンセリング、訪問カウンセリング、そして皆さんに気づいていただくためのブログをやっていますが、ブログへのコメントが遅くなってしまいます。時間ができたときにまとめてご返事という形になりがちで遅くなってしまいました。すみません。

この課長も臆病なハラッサーの一人ですね。『職場の課全員がひとつのテーブルで食べる』というのも、監視の目を行き届かせるためでしょう。そして、自分の地位を脅かす存在を見つければ叩くというタイプです。

自分の地位保全が生きる全てですから、自分の評価が高まることにつながる優秀な部下はかわいがります。ところが、その部下が自分の地位を脅かすところに上ってくるとけ落とそうとします。『入社1ヶ月でグループ長』ですから、ruuさんの存在は脅威だったのではないでしょうか。
ここまで徹底的にされたのは、とりもなおさずruuさんが優秀だからです。優秀さにはお墨付きがついたわけですから、自分に自信を持ってください。

こういうターゲットにあうと、半年で変調を来します。私は自分でタフな方だと思いますが、それでもパワハラに遭うと半年で参りました。1年近く頑張ったわけですから、かなり精神疲労が蓄積されていると思います。

後遺症はしばらく残ります。私は、パワハラ上司と別れて3年後くらいに、まったく似たようなタイプの人間に出逢ったときに、感情が波打つのが分かりました。あぁ、これがトラウマか、と思いましたね。一度であった脅威を体が覚えていて、似たような状況に対して身構えるのは、生物の自己防衛本能として当然のことです。トラウマとは言いますが、ある意味健全に自己防衛機能が働いているわけです(ちょっと過剰にね)。しかし、それも自分を取り戻していけば正常に戻っていきます。

ruuさんは、『まだまだ、変われます』!
それから、どのような事情であれ、ポッカリと時間が空くと言うことは、実は神様がくれたチャンスなんです。それは、一人になって自分と向き合いなさいというメッセージです。

『彼もまだ若いし家庭の悩みもあるだろうし、だから許さなくちゃいけないし、耐えなければいけない』-こういう思い方が、傷を深くしました。今は、その傷を癒しながら、なぜ自分がそういう思い方をしたのか、ということについて棚卸しをされるとよいと思います。

そこに自分の人生脚本の鍵があります。パワハラ上司との出逢いは、それに気付というサインです。気づけば、人生脚本を書き換えることができます。そして、そこから本当の人生が始まるのです。

むしろ、このような早い時期に出逢ってよかったと思います。
自分の棚卸しをしましょう。

 

パワハラの後遺症

こんにちは。27歳・女性です。
中尾さんのサイトによって、もっと自分を見つめてみようと前向きになることができました。

しかし、現在、休職中ですが、働こうとすると前職のことが頭をよぎって躊躇してしまいます。これは後遺症?なのでしょうか。

前職では、入社1ヶ月でグループ長という立場になり、私と5歳しか違わない課長が直属の上司となりました。
それまでは関係も良く、いろいろと教えてくれる優しい上司だったのですが、グループ長になった途端、厳しく注意されることが多くなりました。
朝の朝礼の声が小さいと注意され、「そんな声であいさつをされたら職場の雰囲気が悪くなる」と言われたり。

ランチの時間には職場の課全員がひとつのテーブルで食べることになっていたのですが、その際の話題に入らなかったということで、後日呼び出され、やはりそこでも、「あなたのせいで職場の雰囲気が悪くなっているのがわからないのか?周りが気を使ってあげているのに。」と言われました。私自身としてはグループ内外の同僚と仲良くやっていたし、取引先にもいい評価をもらっていたのですが・・

原因不明の腰痛や、食事がのどを通らないなどが重なり、もう無理だと判断して退職しました。結局1年働いただけでした。
私は、上司について、彼もまだ若いし家庭の悩みもあるだろうし、だから許さなくちゃいけないし、耐えなければいけない。そう考えていたので、自分で自分を追い詰めてしまったようです。

もっと自分を許して、他人を許して働いていけば、きっとうまくいく。頭ではそう考えるのですが、実際に仕事を探していると、また前のようなことがあるのでは、と気分が重くなります。女性蔑視が根強くある会社はまだまだ多いです。セクハラの方がまだましなような気がします。

すみません。長くなって、愚痴になってしまいました。私の人生は、1日のうちの10:00くらい。まだまだ、変われますよね?頑張れるんですよね?

 

こちらこそありがとうございます

「あきらめの壁をぶち破った人々」で自分を立て直すヒント、闘うヒントを得てもらえると嬉しいです。

また、自分に起こった出来事には必ず自分の生き方を見直すメッセージが隠れています。
『前世でやり残したこと』-そういうとらえ方いいと思いますよ。

乗り越えたらきっと大きく成長します。そして、これまでとは異なる出逢いが沢山出てきます。

頑張って! 応援しています!!

(ムリせずにね)

 

ありがとうございます

お返事を頂けるなんて!
ありがとうございます。

昨日、先生のご本を注文させていただきました。
土曜日か日曜日には手元に届くと思います。
「あきらめの壁をぶち破った人々」をまずは選びました。

わたしも、先生と同じようにいまこの課題を乗り越えなきゃいけないと思っています。
おそらく今わたしが直面していることは前世(?)でやり残したことなんだと思います。

これからもこちらにご訪問させて頂きますのでよろしくお願いいたします。
逆境がチャンスに変わってきたとき、また足跡を残させていただきます。

ありがとうございます。

 

休んでください

先ず自殺してはダメ。
なぜなら、現世で乗り越えられなかった同じ課題を背負って、あなたはまた生まれ変わってくるからです(と私は思っています)。同じことを繰り返さずに、次に行きたいのであれば死んではダメです。
http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-417.html

何より私が哀しくなります。必ず復活できることがわかっているからです。

ひどい会社だと思います。ただでさえ異動は心理的負担を伴いますが、どのようなところに異動になるのか不安がありますね。
異動する前に、診断書を出してもらって休職できませんか(休職制度があると思いますよ。今の時点で、会社は辞めないように)。

私は半年で心身反応が出ました。1年というとクタクタになって当たり前です。休まないと一挙に重い鬱になってしまいかねません。

今、薬を飲んで休養を取れば、3ヶ月もすれば元気が回復してきます。できれば休んでください。

そして、さらに3ヶ月休養を取り、その間に自分の棚卸しをするとよいと思います。そこはメールカウンセリングさせていただきます。それによって、大きく人生が変わっていくはずです。

これを人生の夏休みと捉えてください。逆境はチャンスです。

先ずはストレス源である会社から離れて休養を取りましょう。

 

職場でパワハラを受けています

すでに1年が過ぎました。
心療内科にも通っていました。
どうにもならず職場で外部に委託しているカウンセリングに電話しました。
事態がひどいため、本社のかたが動き出しました。
まだ結論は出ていませんが、わたしは今の職場から異動するようです。
でも、あくまでもパワハラ、モラハラ、イジメはなかった。
ただ、あなたが騒ぐから今回はあなたのワガママを聞いてあげるよというものでした。
どうにもならないときは、私もよく死のうと思っていました。
あまりにも心がクタクタで、自分の心にどう対応するかわからなくなりました。
自殺したら労災保険はおりるかなぁなどボンヤリと考えることが多いです。
もっとモラハラ、パワハラについて知って欲しいと切実に願っています。

 
    
 
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