校長のパワハラで男性教諭自殺
新聞によると、
『今春に同校に赴任した教諭は、夏休み前から集中的に校長の叱責(しっせき)を受けていた。生徒が8月下旬に外房地方の海でおぼれて入院した後は、車で約2時間半かかる現地の病院に「毎日見舞いに行け」と迫られたり、教頭昇任試験に向け熱心に取り組むよう求められたりしていたという』
ある課長から毎日のようにくどくどと小言を言われていたあるリーダーは、1年後いきなり職場で吐血し倒れた。胃ガンだった。初期だったのでかなり切り取って助かったが…。
私も毎日のように責められたとき、半年後に全身の神経がピリピリとし始めた。全身がその上司に対して厳戒態勢をとっていた。
『パワハラ退職者の極めて深刻なダメージ』
『パワハラ退職:ダメージからどのように立ち直るか』
『「福岡いじめ自殺」事件-切り裂き教師』に書いたが、ハラスメントは犯罪である。
そして、「18歳軟禁女性」と「スーザン」と「少年A」に書いたが「心身一如」である。
つまり、心のダメージは体に影響する。心が殺されることは体が殺されるのと同じなのだ。
殺されないために、どうストレスに対応しなければならないか。
今、丁度「DV(ドメスティックバイオレンス)」シリーズを連載している。その中で書くので、是非参考にしてほしい。
それにしても、ブログの『見えるのはケンカ、見えないのがいじめ』のコメントにmanhoodさんが書かれていたが、
『先輩から先生になりたかったら「試験・面接のときに、自分の意見を言うのではなくて、周りに同調しろ。」と、言われた』
『意見を述べるということと、教員という集団の歩調を乱すということは、違いますよね。」というようなことをその先輩に聞くと、教員採用に限っては「意見を述べることが、歩調を乱すことと同義に取られる」と、説明してくれました』
…教育界は国がコントロールしようとしている限り病膏肓に入っていくだろう。
最後に、『学校を生かすも殺すも校長次第』
そして、『学校を生かすも殺すも国次第』である。