鬼子母神
2006/10/23(Mon) Category : 世代間連鎖
ある方からご相談いただいたことがある。
実家の妹を救いたい。
伺うと、お母さんは無自覚な支配者だった。
父親は既に取り込まれていた。
妹は異常を来していた。
しかし、そこは救うことができないことがわかった。
すでに、ホメオスタシス(平衡)が出来上がっているからだ。
「その中の誰かが助けてくれ!と手を挙げたら助けに行くことはできます。そうでなければ、行くことはできません。お姉さん、あなただけが救われてください」
このお姉さんが、連鎖を断つ役割だった。
家族カウンセリングをやっていると、世の中の見え方が変わってくる。
あぁ、この人間社会に妖怪もいれば結界もあるんだ。強力な磁場を持つ異空間もある。時空を越えたエネルギーの影響もあるようだ。
人の顔も時に刻々と変わる。……
だから、物質レベルで物事を判断することが、ますます無意味になった。
(私は霊能者ではない。オーラも見えない。念のため)
別の時、別の家族。
ご相談いただいたのは、その結界の中からだった。
そこは、静かだがすさまじい状況だった。
魂をも吸い尽くすブラックホールであるから、ひっそりとしているのは当たり前だ。
が、巨大なエネルギーが渦巻いている。親族は瀕死だった。
加害者が出かかっていた。
私は、一人一人に命綱をつけた。
先ずは、離脱する意欲を持たせること。そして、無事離脱させること。
最後は、ブラックホール自体をビッグバンさせること。
そのためには、あまりにも中心にあるが故に自分でも見えなくなってしまっているコアに気づいてもらうこと。
しかし、気づくことはコアが崩壊すること。それまでコアの周りに集まっていたエネルギーがはじけ飛ぶ。これまでの自分が一挙になくなってしまう。
だから普通の人は人生脚本の書き換えに着手しない。
しかし、大きな犠牲者となってしまった子供たちが、否応なく自分を見つめることを迫ってくる。
鬼子母神。
子の魂を喰らい続けることは、もはや許されぬ。
自分を責めないでほしい。
やるべきことは、
自分を見つめ直すこと。
逃げないでほしい。
逃げ道はもはやない。やるべきことは、
自分と闘うこと。
あなたの背中を子供たちが見守っている。
実家の妹を救いたい。
伺うと、お母さんは無自覚な支配者だった。
父親は既に取り込まれていた。
妹は異常を来していた。
しかし、そこは救うことができないことがわかった。
すでに、ホメオスタシス(平衡)が出来上がっているからだ。
「その中の誰かが助けてくれ!と手を挙げたら助けに行くことはできます。そうでなければ、行くことはできません。お姉さん、あなただけが救われてください」
このお姉さんが、連鎖を断つ役割だった。
家族カウンセリングをやっていると、世の中の見え方が変わってくる。
あぁ、この人間社会に妖怪もいれば結界もあるんだ。強力な磁場を持つ異空間もある。時空を越えたエネルギーの影響もあるようだ。
人の顔も時に刻々と変わる。……
だから、物質レベルで物事を判断することが、ますます無意味になった。
(私は霊能者ではない。オーラも見えない。念のため)
別の時、別の家族。
ご相談いただいたのは、その結界の中からだった。
そこは、静かだがすさまじい状況だった。
魂をも吸い尽くすブラックホールであるから、ひっそりとしているのは当たり前だ。
が、巨大なエネルギーが渦巻いている。親族は瀕死だった。
加害者が出かかっていた。
私は、一人一人に命綱をつけた。
先ずは、離脱する意欲を持たせること。そして、無事離脱させること。
最後は、ブラックホール自体をビッグバンさせること。
そのためには、あまりにも中心にあるが故に自分でも見えなくなってしまっているコアに気づいてもらうこと。
しかし、気づくことはコアが崩壊すること。それまでコアの周りに集まっていたエネルギーがはじけ飛ぶ。これまでの自分が一挙になくなってしまう。
だから普通の人は人生脚本の書き換えに着手しない。
しかし、大きな犠牲者となってしまった子供たちが、否応なく自分を見つめることを迫ってくる。
鬼子母神。
子の魂を喰らい続けることは、もはや許されぬ。
自分を責めないでほしい。
やるべきことは、
自分を見つめ直すこと。
逃げないでほしい。
逃げ道はもはやない。やるべきことは、
自分と闘うこと。
あなたの背中を子供たちが見守っている。