あなたの子どもを加害者にしないために
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23歳の新任女性教師の自殺
2006年10月26日 (木) 11:41 | 編集
子ども好きな娘は、小学校の先生になることを夢見て進学。
夢が近づいてくることを実感しながら、のびのびイキイキと学生生活を送っていました。
先生になることが決まったときの笑顔ったら、そりゃもう輝いていましたよ。
その意欲に満ちた笑顔を見て、親としても心から嬉しく思いましたねぇ…。
よく頑張ったな。地道な努力が実って先生になれてよかったなって。
親バカですが、いい先生になるだろうなと思いましたよ。何より情熱がありましたから。

ところが…
毎晩帰りが遅いんです。夜中ですよ。
え?学校ってそんなにやることが何かあるの? って、驚きましたね。
しかも、食事もそこそこに「持ち帰り仕事」をしているんですよ。
深夜に及ぶこともありましたのでね、体が心配でした。

それで、土日くらいはゆっくりできるのかと思っていたら、土日も行くんです。
学校の仕事がわかれば親としても察しがつくんですが、何しろ学校はブラックボックスですから口を挟むことができません。
今は新任で懸命にやっているときだから、と、見守るしかありませんでした…。

休まないので、今が何曜日か親の方も勘違いしてしまうんです。
なんだか、あれよあれよという間に日が過ぎていったような気がします。
見守っていたはずが、気づいたときには様子がおかしいので病院に連れて行くと、鬱でした。

もうクタクタになっていたんですね。
それでも、娘は学校に行けない自分を責めるんですよ。「無責任だ」って。
校長からもアドバイスされて期待にも応えたかっただろうし、親御さんからもいろいろと言われて悔しさもあったんでしょう。
それに何より、担任でありながら、クラスに出ることができないことを「無責任だ」と感じたんでしょうね。誠実な子でしたからね…。

しかし、鬱は「休め」というサインなんだから、と疲れたときは休めばいいんだと言ったんですが…

(以上は、フィクションである)





「無責任な私をお許しください。全て私の無能さが原因です。家族のみんなごめんなさい」

そう遺書を残して、23歳の新任女性教師が自殺した。
『弁護士によると、今年4月から女性教諭は小学2年(児童22人)のクラスを担任。担任業務のほか、学習指導部など複数の職務を担当。区の新任向けの研修をこなし、授業の準備やリポート提出に追われていた。土日出勤も常態化し、時間外労働が1カ月130時間を超えていたと推定されるという』
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061025k0000m040084000c.html


<続く>
23歳の新任女性教師の自殺〜マネジメントの不在


コメント
この記事へのコメント
この項の続きは↓
2007/09/21(金) 22:48 | URL | 匿名人 #-[編集]
なんで?
2007/09/21(金) 20:00 | URL | 匿名人 #-[編集]
教師の精神性疾患
私の勤める現場では、休職に至らない軽い鬱の教職員は、ほとんどといっていい。
内緒で精神科に通院して、お薬を服用しながら勤務しておられる方もいらっしゃる。

「酒」と「薬」を交互にのみ、(学校を)やめるにやめられない。
「いつでもやめてやる」といいつつ
家族を守るために働き続ける。

しまいには、体はボロボロになり、心は野獣になってしまう。

なんで、学校がこんなに魅力のない現場になってしまったのか、考えるのも億劫だ。

今や学校は、「行政サ−ビス」の場になってしまった。

何でもかんでも「いいなり」である。
過日、保護者が学校に怒鳴り込んできた。
「授業参観では、ムチャクチャな授 業でしたわ。生徒は、立ち回り暴 言をはき、やりたい放題や。
 .....それで、あんたら給料
 もろてんやろ。ええ身分やな」
これで、ストレスが溜まらない方がおかしい。
2006/11/18(土) 13:09 | URL | ザ・中学教師 #-[編集]
崩壊のはじまり…
ザ・中学教師さん、貴重な現場の実態、ありがとうございました。
『学習指導、生徒指導、学級経営、学校行事、クラブ活動等々横並び一線として要求される』−これまたメチャクチャですね。
何を重点に取り組むべきか、トップが「経営判断」しなければ組織は崩壊します。崩壊するという意味は、本来経営判断すべき問題を経営者が社員に丸投げして、実行責任だけを問い、社員が崩壊すると言うことです。社員が崩壊すれば組織は崩壊します。

生き甲斐に燃えて社会に出てくる「ちゃんとイズム」の新人が犠牲になることが、残念ながら多いでしょうね。結局、教師を目指す人がいなくなって、学校制度自体が崩壊していくのではないでしょうか。
2006/11/10(金) 12:16 | URL | 英司 #-[編集]
現職として伝わるもの
現場には、「ちゃんとイズム」なるものがある。
つまり、与えられたことは「ちゃんと」しなければならないとといった強迫観念が程度の差はあるが、新任の教師にみられる。
マジメで理想に燃える教師こそ、この傾向が強い。
しかし、荒廃した教育現場では「ちゃんと」できるわけがない。
にもかかわらず、学習指導、生徒指導、学級経営、学校行事、クラブ活動等々横並び一線として要求される。
ベテランでもうまくいくわけがない。適当に逃げるか、さぼるか、ひとまかせにするか、開き直るか、しなければ、身が持たないのが現状だ。
教師のストレスは、まさに深刻なのである。
生徒からは、暴言をはかれ、トイレットペ−パを授業中投げつけられ、
対教師暴力は頻繁にどこの中学校でも起こっている。
公表されるのはその内のほんの一部である。

ましては、教育経験の未熟な新卒ではなおさらであろう。
今や、教育現場は民間をまねて、成果主義が導入され、勤務評定が復活し給料に反映する。
仲間意識も乱れ、お互いかばい合い
励まし合って仕事をこなすことより、相手のミスをつき、ヒラメのように校長のご機嫌を伺う教師もすこしずつ出現している。

大変気の毒なはなしだが、上記の事例は、これからさらに増えていくことだろう。

2006/11/04(土) 12:39 | URL | ザ・中学教師 #-[編集]
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