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DV事例解説(4):なぜ、なんでもない一言でキレたのか

【DV(ドメスティックバイオレンス)事例解説】目次へ

『DV事例解説(3):夫が、ある日突然キレた理由』の続きです。随分たってしまいました。すみません。


それにしても、なぜ夫は、「飲み過ぎなんじゃない」というなんでもない一言でキレてしまったのでしょう。心に余裕があれば「あぁ、ちょっとね」ですむ何でもない会話です。

それは、外に原因があるのではなく、夫の心の中に原因があります。
恐らく、「下からは突き上げられるし、上からは押さえ込まれるし…」と愚痴を言っていた夫は、自負心がどんどん下がってディスカウント状態にあったと思います。

ディスカウントセールでおなじみの「ディスカウント」とは「価値を値引く」ということ。つまり、自分の価値がどんどん下がっていった。簡単に言えば、とっても傷ついていたのです。

人は傷つき過ぎると、もうこれ以上、ほんのわずかでも傷つきたくない、これ以上これっぽっちも自分がダメにされたくないと思うようになります。
そうやって神経がピリピリしてくると、髪の毛一筋でも自分が傷つくような言動があった場合、それに過剰に反応してしまうのです。

妻はごく普通に見たままを言っただけなのかも知れませんが、夫はそれを「とがめられた」と感じてしまった。上司からとがめられたことを思い出したのかもしれませんね。
だから敏感に反応して、その時に上司に言いたくて言えなかった言葉が出てきたのではないでしょうか。





心がギリギリの状態だったために、何でもない一言でキレるということがわかったと思います。

すると、次のような事件を見るときに異なる見方ができるようになります。

例えば、子どもがキレて先生を刺したという事件があったときなどにマスコミが注目するのは、その直前にどういう会話があったのか、などという直接原因です。
そして、こういう風に言われて腹が立ったとか一応の報道がなされ、それにしてもなぜこんなことで…と、子供の未熟さがあげつらわれ、もっと小さい頃からストレスに強い子に育つよう厳しくしつけなくては、などという間違った結論が導かれることもままあります。


しかし、この例で見てわかるように、奥さんは「飲み過ぎなんじゃない」と言っているだけです。つまり、事件が起きたときの直前の出来事はトリガー(引き金)にしか過ぎません。どんな些細な一滴でも感情が溢れ出す状態にあったということです。

キレたきっかけを調べることも無意味ではありませんが、むしろ、そこまで気持ちを追いこんでいった日常の生活に問題があると言うことです。このことをよくご理解いただければと思います。



(5):キレるとどうなるか



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