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「短大生遺体切断事件」の考察

2007/01/20(Sat) Category : 少年犯罪・家族事件簿
正月気分の日本を吹き飛ばし、波乱の亥年を暗示する不気味な幕開けとなった「短大生遺体切断事件」。これまでの報道から「なぜ?」を検証してみましょう。

*尚、材料は新聞、雑誌、WEBで知り得た範囲でしかありません。ですから、あくまでその範囲で知り得たことから想定して書いておりますことをご了承ください。

書く目的は、家族カウンセリングで似たようなケースをカウンセリングすることが多々あり、同じように苦しまれている方が沢山いることが十分に推測されるからです。
上記のことを十分にご勘案いただいた上で、自分を振り返る事例としてお読みいただければ幸いです。




「短大生遺体切断事件」の考察目次

1.母親の人生脚本
1.家庭環境
2.母親の人生脚本

2.監獄の子供たちの精神世界
3.監獄の中の存在不安と承認欲求
4.緊張と強迫観念の中で発生するいじめ

3.亜澄さんの生きた地獄
5.神(母)に認められた妹への嫉妬
6.大義の前の小さな犠牲

4.亜澄さんの夢
7.亜澄さんの脱出願望
8.亜澄さんの本当の夢

5.追い詰められた役割ロボット
9.勇貴容疑者のエピソード
10.追い詰められた役割ロボット

6.事件の経緯
11.事件の経緯

7.母と娘
11.母親の舞台から降りた娘
12.裏切り者の敵となった娘

8.勇貴と亜澄
13.自分を追い詰める敵となった妹
14.変化を許さない共依存

9.夢を許されざる者
15.歯科医にあらずんば人にあらず
16.夢を許されざる者vs夢にすがらざるを得ない者

10.大義を得た勇貴
17.八方塞がりとなった亜澄
18.殺人の大義を得た勇貴

11.殺す側の論理
19.「万死に値する」理由
20.自律者にとっての解放は、共依存者にとっての破壊

12.自分を殺した男
21.なくてはならない存在
22.もう一人の自分

13.亜澄を求めた勇貴
23.亜澄を身につけた勇貴
24.決めつけないこと

14.大義が心を殺す
25.大義が心を殺す



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あずみちゃんがかわいそう(T_T)

報道で二男を庇うご両親を知っての正直な感想です。
亜澄ちゃんがかわいそうすぎる(T_T)

 

コメントありがとうございます

納得いきませんよね。
しかし、この両親の手記が全てを証明したと思いました。

 

私も納得いかない

同時期に起きた夫の遺体切断事件に隠れなぜかとりあげられなくなりましたが、私はこの事件のほうがおかしいとかんじました まず、被害者の両親の殺された娘への言葉「亜澄があやまってくれれば」殴られて殺されかけてあたまから血を流して救急車も呼ばれずそんな兄に謝る気持ちになるでしょうか 被害者は娘であって兄ではないのに、なんとなく愛情の偏りがあるようにみえてしまって。普通は口の利けない被害者に代わり、親が被害者をかばうものであると思いますが両親がこれではあまりに殺された亜澄さんがかわいそうです。いくら性格がきついからって殺されるほどのことですか。

 

そうですね

「子は親の鏡」です。家族を知れば知るほどそう思います。
しかし、子が自分の姿を映しているのだと思えない親は沢山います。
鏡をゆっくり見るヒマもないほど、自分自身のことで一所懸命なのです。

なぜ一所懸命なのか。
そこをたどればそこにもドラマがあります。
ついには、「犯人」はいなくなるのです。

ただ、「状況」があり、その状況の中で懸命に生きている-ただ、それだけのこと。
しかし、こういう結果が出てしまった。その結果を責められたくない親は、相手を責めてしまうのです。

私は、そういうご家庭に入っていきます。
そして、子供の気持ちを知ったとき、親は謝罪と感謝と、そして後悔…。
こうして、子に背負わせてしまった十字架を親も背負って共に生き始めるとき、はじめて加害者も被害者も救われます。

 

腹が立つ・・・

亜澄さんのご両親が出した手記を読み「亜澄が謝っていれば・・」とありました。何故両親が被害者ぶっているのか・・・と腹が立ちました。殺人・・・確かに人を殺す事はあってはいけない事ですが、この事件の被害者子供達ですよね。この両親は、こんなにも悲しくて痛ましく防ぐ事が出来た事件なのに、まるで自分達の責任を感じとってない様に思えてなりません。自分の家族の事なのにまるで。

 
    
 
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