成熟しようよ
「夫婦間のコミュニケーション」の問題について。
と言いつつ、縦横無尽に談論弾む♪ いろいろとご提案させていただいた。
ここでも「聞き方3態」やらかしました(^^)。何より実感。
説明しているときから「あ、私ダメ」と悲鳴。無表情の横顔に向かって話しをするのは、想像するだけでつらいという。ハイやってみよ~(笑)。
正面無表情の時には、若い男性が「まだですか」とでも言いたげな救いを求める顔つきで、思わずこちらを見る一幕も。
え~、やらせている方は、とっても楽しいんです(←サド? ^^;)
皆さん、いろいろと気づきがあったようで。
こういう体験が制作の質を高めていくことになるでしょう。
ついでに、きたる2/24のセミナーもお誘いした。
女性が夫の役をやり、男性が主婦の役をやるなど、“実感”として妻や夫や子供の気持ちを体験できる希有なワークショップも行う。これに心理理論やケーススタディも学べるので、人の成長のことや人間関係の問題について深く理解できると思う。そして、このような研修を受けて制作者が人間的に成長することが、番組作成の質を高める結果につながると思う。
時間に追われ追われて大変だろうが、このような研修に積極的に参加して自己の成熟を促進させてほしい。それがひいては通り一遍の番組作りから脱却し、そして一歩深めた番組を創ることが世の中への貢献となる。
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その後、TBSの方と打合せ。
「モラハラ、DV」について。
なぜ暴力を振るうのか理解できないという30代独身男性がご担当の方だった。
情報バラエティ担当時にそのような問題に出くわしてから興味が深まり、もっと深く関わりたいと報道に移られたようだが。
いずれの制作者も深く突っ込んだ番組を創りたいとは考えている。
追われて表面的になってしまう現状を嘆きつつ…。
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その後、ikell氏のアジト…もといアトリエへ。
依存症の本の表紙の作成をされていた。
いやはや、あちらもこちらもどちらも、家族の問題たけなわである。
移動途中の電車の中で、サラリーマンのぼやきを聞いていた。
打合せだか出張だかで夜の9時。それから、また会社に戻るのだと!
もうこの異常な状態が「常態」化している企業も多い。異常気象が常態化しているように。
あきらかに、お・か・し・い!(←もうこの言葉も馴染みだが…)
家族の問題たけなわの裏に、何があるのかは明白だ。
家族が壊れて犠牲者が出て…どこまで人柱が出れば、この異常が是正されるのか。
いずれにせよ、この異常な社会のあり方が長続きしないことは分かっているのだが…。
効率の中で成熟はできない。
スローダウンして、ゆっくり成熟しようよ。