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要注意!勧誘セミナー

2007/02/28(Wed) Category : 社会事件簿
最近、マルチ商法まがいの自己啓発セミナーがあることを知って驚いた。
昨今の不安な社会情勢を反映して家族関係や子育てについてまで対象が広がっているようだ。私も認識不足だったが、「自己啓発セミナー」とは、どうやら怪しいセミナーを指しているらしい。一般呼称なのに困ったものだ。

しかも、やっている団体は自らを「自己啓発セミナー」とは呼ばず、もっとビジネスライクな言い方をしているので一見分からない。サイトを見てももっともらしいし、信頼させるような公的な感じのする作りをしているサイトもある。これでは普通の人は分からないだろう。

自己防衛のために、下記サイトでチェックしておくとよいと思う。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/5851/bbs06.htm

運営者の方は、カルト問題を取材しているフリーライター。
『セミナーも反セミナーも「どっちもどっち」だと思いながら、各方面を眺めています』というスタンスの方だが、被害者の現状を知るにあたり『自己啓発セミナーに絡んで何らかのトラブルや困り事を抱えた人に、できるだけダイレクトに役立つような情報を提供する、という目的で設置』しているようだ。

怪しいセミナーの共通点は次の通り。
1,株式会社、有限会社が提供する定額のグループ・セラピー(集団心理療法)
2,基本的に3段階構成のセミナーを順番に受講するステップアップ形式
3,受講料金は、合計で数十万円程度
4,主に3段階目に勧誘実習を課せられる
5,勧誘成果に対する報酬はなく、経費も自己負担


------------------------------------------------
勧誘といえば、上記のようなセミナーではないが、いくつかの宗教の方が勧誘に来た。今年に入って、家庭訪問が活発化している感を受ける。やはり不安な時代の反映か。

私は、その方々が自分が救われるために信じているのは構わない。
しかし、人を勧誘するのはちょっと違うと思う。

カウンセラーは、押しかけては行かない。
それは自律を妨げることになるからだ。
「自律」のなんたるかがわかれば、勧誘することの是非も分かるだろうにと思う。


その方々も、元々は自律に悩んだのではないか。
しかし、宗教に帰依(依存)した。
信じることが依存につながるのであれば、必ず利用される。
それから…、依存させようとするのは、依存の怖さを知らないからだと思う。


ただ、そこにしか支え(居場所)がない場合もあるだろう。だから、その人を否定はしない。実際、私の相談者にも様々な宗教の方がいる。私はそこに頓着しない。相手が誰であれ、自律へのゴールを目指すだけだ。


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自己啓発セミナーって怪しい?その1【自己啓発@独立系実践派】

自己啓発セミナーに去年初めて行ってみたベルズ27歳です。こうして書くとあなたはどう思われますか?「怪しい」とか「何か危ないことをしているのではないか?」とか「だまされたんじゃないか?」とか思う人もいるのでないでしょうか。ちょっとGoogleで「自己啓発セミ.... ...

 
 
 

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『耳を塞いで、目を閉じて』

やってることの怖さを知らないんでしょうね。

とはいえ、『耳を塞いで、目を閉じて』は、企業でも往々にして見られる現象です(--;)。

 

そうなんです。驚きました。
そして、外との連絡や、本、ネットなどの外部接触をキケンだと言い、内なる声と、セミナーを信じ、今までの危うい貴女から、土台のしっかりした貴女になる。そして、今も苦しみ続けている人々を導きましょう。と、説きます。
心理学も、カウンセラーも、心療内科も否定します。
この『耳を塞いで、目を閉じて』と言う方針に驚きました。

 
    
 
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