プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

世代間連鎖を絶つチーム

2007/03/08(Thu) Category : 世代間連鎖
大殿様は言った。
「ワシは何もしなかった。ただ、鷹山を連れてきただけだ」

が、上杉鷹山が五家老にクーデターを起こされ大ピンチに陥ったとき、大殿は動いた。
かつての忠臣であった2名に切腹を命じ、クーデターを封じたのだ。

外から入ってきた改革派鷹山が最大の危機に見舞われたとき、旧権威が旧権力を封じたのだ。確かに大殿は何もしなかった。だからこそ、旧体制の中で権威になることが出来た。
その大殿が、これまで一度も抜かなかった伝家の宝刀を抜いた瞬間だった。
そして、それは大殿にしかできないことだった。

このように歴史を閉じ、新たな歴史を始めるには2人の役割連携が必要である。
1人は封印し、
1人は始める。


連鎖を絶つとは、歴史を閉じ、そこから始めると言うことである。
だから、閉じる役割と始める役割の覚悟を持つ2人が必要なのだ。
慶喜と龍馬のように。
塙会長とゴーン社長のように。

だから、「あきらめの壁をぶち破った人々」の中で、主人公島津は大殿である本部長に「覚悟」を問うた。

そして、強大な慣性力を持つ歴史はそう簡単には止まらない。
だから、2人をコアとしたチームが必要なのである。



「家の存続」が目的となった場合、人はその道具となる(旧上杉家のように)。
「家」は、存続のために最適な人物を選び出そうとする。
選ばれるのは、言わば冷酷な兵士だ。
選び抜くための苛酷な掟が受け継がれる。
最愛の人間を殺し合わせる「あずみ」の世界が現実にあるのだ…。

外から見ると異様な世界。
だが、
内側から見ると極めて合理的な世界(その世界でしか通用しない合理性であり、人を道具にする世界は必ず消え去る運命にあるが)。



夫はその連鎖の中にいる。
心中まで考えた妻は再生の道に入ろうとしている。
息子は心の病に陥り、
娘は「家」の掟を受け継いだ。

バラバラの家族。
だが、
それぞれが無意識のうちに役割連携をとっている。

夫は妻を迎え入れた大殿だ。
そして、息子は母を支え、娘は母の意を継いだ。

家の掟と母の意を継いでいる娘は、断ち切る役割。
母と息子は始める役割。

…この家族は、チームだ。

そう、思った。



関連記事
 
Comment4  |  Trackback0
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
 

Comment

 

どうすればいいのか聞きたい事だらけです

私は、去年の7月に講座を受けた者なのですが、講座後に出た私の結論は、夫と夫婦連合を築き 出来れば生涯を共に過ごしたいという事です。夫も連鎖の中にあり無自覚であることが 弟さんに悪影響を与えないかが気がかりで(私自身も弟さんに悪影響を与えていたかも知れない)、夫と夫の源家族の関係を どう見守れば良いのか 見守るとはどういう事なのか ずっと考えていましたが答えは出ませんでした。弟さんに悪影響を与えたくない理由は、弟さん夫婦には子供が二人います。上の子は今 中学三年です。いろいろ問題があるようです。私達夫婦は子供を作らなかったので これ以上連鎖はしません。これは私がカウンセリングを受ける為の充分な理由になるのでしょうか?

 

日本の伝統的家制度は、父系血統集団や父系系譜が形成された原理が、産んだ子の父に産んだ子の庇護を求める女性の権利に基づいている場合でないと生じない。それを、父系系譜が形成される原理が、男性による女性の所有や財産の所有や相続に起源を持つ原理が全く違う男系社会の法を取り入れたので齟齬が起きた。

人は子孫に恵まれるとは限らない。死ぬ時残して行くのが子孫だけとも限らない。家業や財産、技術や名前等も残して行く。人に子がいても、人が残すものを受け継ぐ適性があるとは限らない。子孫のこととは別に、人は自分が死んだ後もこの世に残るものがあると信じて死んで行きたい。
日本の父系血統集団や父系系譜が、この世に生まれた子が母親を通じて父に求める血統による権利から形成されることを原理としているなら、家制度はこの世を去る者がこの世に残すものを処分する権利に基づくもので、血統とは無関係な原理に基づいていて、合補うところに意味がある。日本は財産の贈与者が悔い返しして取り戻せる等財産処分権が強力で財産の被相続人は血統と無関係に自由に遺贈相続させることが出来る。
財産では無いものはその性質によって血統や技能、性別、健康状態等によって継承資格者が限定されるが、どの継承資格者に継承させるかは譲る者の自由。天皇の皇位も神武を祖とする父系血統集団に属すという継承資格を満たせば自由に譲位することが出来るのが原則で実子に譲らなければならないという制約は無い。父系血統集団は代を重ねると構成員が非常に多くなり、皇位継承資格者が余りに多過ぎるので、その一部だけを皇親(親王、内親王、王、女王)と区切り、皇親に譲位することを原則とした。臣下身分となった者も候補とされたことがある。貴族の官位は一代限りが原則で襲爵の根拠は父系血統による穏位であるため父系血統による襲爵が慣行としてなされる。任免権限は朝廷にあり相続とは無関係。武家家督は軍役を伴うので健康な男子であることが原則。主家の許可があれば実子を差し置いて赤の他人でも可。
氏姓制により、子は母親の権利(これが空想の産物とされている本物の母権)に基づき養育については父系尊属に対し強力な請求権を持つが、家制度(本来は強力な被相続や贈与等の処分権)に基づき父系尊属の処分権を制約して相続権を主張出来ない。但し、ママの身分が、同父異母兄弟姉妹の母親より高くて、強く言ってくれるとパパは従う。ママの身分が高いとはママのママに「アンタの娘でしょ」といわれるママの父の身分が高いこと。

日本は儒教の影響は受けているが、儒教の原理は法とはされてなく、指針に留まる。孟子とか嫌われてるし。

明治民法になると母権に基づく氏姓制が廃止されて、子や子の母の家長に対する請求権は法律上無いとされ、長子相続で家長の処分権も制約を受ける。

 

サピエンス・サピエンス(知恵だ知恵だ)とは言うけれど、ヒトの繁栄はヒトメスが対自然環境適応能力を犠牲にして繁殖力能を高めたおかげで、ヒトである以上、ヒトメスはヒトオスに庇護される生物学的権利が有り、ヒトオスにはヒトメスを保護する生物学的義務がある。

四足獣が後肢で立ち上がるのは警戒して興奮し緊張した時で、他の大型猿と比べて筋肉量が少なく骨も歯も爪も貧弱、皮膚も薄く体毛も貧弱、嗅覚、聴覚も鋭敏では無く猿類の特徴である優秀な視覚だけが頼りだったことだろう。と、言っても、高速で移動出来る訳でも素早く木登りが出来る訳じゃない。大型獣なので物陰や隙間に入り込んで難を逃れるのも難しい。スピードは遅いが汗腺が発達していてある程度水分補給が出来れば長距離を移動し続ける能力はかなり高い。鼻孔を閉鎖出来て、水の中に逃げ込んでた形跡もある。近縁のチンパンジーもヒトを捕食する。捕食者からみれば突進出来る距離迄間合いを詰めることさえ出来れば、無難に仕留められる大型の獲物。常に緊張して後肢で立ち上がって回りを見回して警戒することになるだろう。海で言えば鰯かしら。そんな捕食されやすい種の対抗手段は喰われてもそれ以上に殖える多産。実際、猿の仲間で一番多産なのはヒト。ヒトメスは授乳中でも妊娠出産出来、年子を産むのはヒトの証。しかし大型猿類のヒトの子供はある程度発育してからの出産でないと育たない。しかも直立しているので、出産出来る子供の大きさは制限され、多産化の為には妊娠期間も短くしないといけない。自分で歩けたり母親にしがみつける迄胎内で成長させる訳にはいかない。生まれた子は母親が前肢で抱えないと移動出来ない。年子や双子を産めば両手が塞がり、もう四足歩行には戻れない。妊娠授乳中のヒトメスの自然環境に対する適応能力は著しく低下する。多産である為には対自然環境適応能力が低下した状態で生涯のかなりの部分を過ごすことになる。こうなると対自然環境適応能力を捨ててヒトオスからの庇護を得る適応能力を強化する選択しかない。自然環境に適応しやすい身体を捨ててヒトオスを引き付ける性的魅力を持つ身体をヒトメスが持つようになった時、ヒトの未来は開けたのだろう。女性が美しくなることによって。ヒトメスの美しくさに惹かれて食料を分け与え庇護するヒトオスが子孫を残す資格を得ることになる。分かち合うためには必要なカロリー量を減らさなければならずヒトの筋肉量はさらに減少して行く。少なくなった筋肉量でヒトオスは食料を確保し、捕食者から自分とヒトメスや子供を防衛し、筋肉量を減らさずヒトメスを養わずに他のヒトオスに養われるヒトメスとの交合だけ求めるタイプともやり合うことになっただろう。賢くなり、他のオスと団結して対処するしかない。

 

氏姓制も家制度も、元々は人が幸せに生きて死ぬためのものなのに。

父系制の起源は二通り考えられて、一つは男尊女卑で男性が女性を所有するタイプ。典型は男性集団による征服の痕跡と考えられる儒教や、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教等の砂漠起源で男性しか逃げ延びられない事態が起こる地域性を反映するアブラハムの宗教等
もう一つは、女性の権利が強く「アンタの子でしょ!何とかしてやって!」と言うと男性が逆らえない、男性に母子の庇護を要求する権利がある場合。比較的温和で豊かな環境で、男性だけでも生き延びさせないと女性も子孫が絶える事態とか考えなくていい地域で日本特に古代日本。自由恋愛が原則なため近親婚禁忌が比較的緩く、女性側からの離婚再婚が認められ、異父兄弟姉妹の母になることが是認され、子は夫れ夫れの父の身分を受け継げる。女性は子を手放したりしないので、異父兄弟姉妹が母や母の母と同居。そこに現在の夫が通う婿通い婚。女性が所有や略奪の対象だと夫は妻と同居しないといけない。
子がママに泣きつくとママは子のパパに「何とかしてやって」と権利行使、義務を負ったパパはパパのママに泣きついて、パパのママ(ババ)はパパのパパ(ジジ)に「何とかしてやって」と権利行使で、子の父に要求する母の権利から父系の連鎖が生じる。要求する権利があるんで、母は子の父(離婚再婚自由なんで夫とは限らない。浮気する必要も原則無く、女性は交合を拒否出来るから女性は自分の子の父がはっきり判る)になんでも寄越せと要求するんで父や父の父は生業のための技能や手段を渡し、他人に与えられる最高位の身分つまり自分と同じ身分を子に与える。
このため同じ父系血統集団の氏(ウジ)に属していれば、始祖と同じ身分(姓カバネ)を持つことになる
また、男性は女性を所有するのではないので女性がよければ一人前の成人でなくて未成年でも父になれる。そのため、父系の世代間年齢差が小さくなる傾向があり、子の父系尊属の上の世代が存命であることが多い。儒教圏の古代だと父子の平均年齢差は30くらいで平均寿命と比べて大きめ。生活を維持するために女性も財産の所有、相続、処分、管理が出来る。女性の権利がこれだけ強くて、実際に女帝の数が世界一多いのに、系譜が父系なのは、このためで、父系血統の連鎖に社会的意味を持たせる原理が、子の父に要求する女性の権利に基づいていて、男性による女性の所有や男性による財産の所有相続を起源とする儒教圏、アブラハムの宗教とは全く違う原理に基づいているから。

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
ブログ内検索
 
Google

Web このブログ
 
会場でお会いしましょう(^^)
風化させまいカレンダー
 
 
著作
記事・インタビュー他
わが子を守るために
写真/動画集はこちら↓
 
アルバム(flickr)
アルバム(フォト蔵)
YouTube

・写真はアルバムページに飛ぶようにしてあります。
 
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
↓このパーツを設置すると14本の苗木を植えられます
QRコード
 
QRコード