DVシェルターは、こんな所
社会が家庭、地域、会社、行政で成り立っているとしよう。
行政は弱者を切り捨て、
会社は人を使い捨てにし、
地域は立ちゆかなくなり、
残された家庭は、安全基地でなくなったどころか、その家庭からさえ避難しなければならない社会になりつつある…。
家庭から逃げ出さなければならない社会なんて、一体どんな社会だよ!!
…政治を変えていきたいと痛切に思う日々である。
選挙で自分の怒りを1票に込めてきちんと表明しよう。
家庭から逃げ出さざるを得なかった方から、貴重なDVシェルターの様子を伺った。いろいろとぼかしてあるが参考になると思う。自分を救うことができるのは、一歩を踏み出す自分の勇気である。私は、その気持ちを支えたい。
【紹介】
シェルターは配偶者暴力相談支援センター、女性センター、女性サポートセンター、警察等へ相談し紹介してもらう。
【滞在期間】
市によって異なるが、原則2週間で延長も可能、数ヶ月滞在している人もいる
【経費】
一泊3000円前後、市民は無料という所もある(例:野田市↓)。
ただし、お金がないからと言って追い出されることはない。シェルタースタッフが行政手続きを行い、福祉課から経費が支払われる
http://www.city.noda.chiba.jp/shihou/shihou_14/sihou020715-1.html
【生活必需品】
衣食に関わる日用品、生理用品などは無料で与えられる
【子供】
ダンスセラピーやフリースクール的なカリキュラムも受けられる所もある
【子供同士】
『親が子供を叱りつける声で泣いてしまう赤ちゃんや、ハラスメントを真似る男の子の声や言葉で泣いてしまう乳幼児、引きこもりぎみの若者が人と接する糸口を探して、おどおどしながらも少しづつ自分をアピールし始めたり。「一時はどうなる事かと案じたけど、子供ってすぐに仲良くなっちゃうのねぇ」と、大人どうしで話していました』
【ルール】
時間を守る(集団生活の側面)。
お金の貸し借りはしない(してしまった方は他のシェルターに移されたことも)。
携帯厳禁(『やはり携帯が常に手元にあったら、どこにいるか話してしまうだろうな…と、私自身、強い誘惑を感じました』←要注意!!)
【その他】
『手作りの食事がとにかくとても美味しかったです。家庭的な温かさが感じられ、美味しさに心が解きほぐされ、泣きそうになりました』
『入所者どうしが聞き役になって、カウンセリングの役目を果たしていたように思います』
*スタッフの方やボランティアの方、入所者同士と積極的にコミュニケーションをとることが、その土地に関する情報他いろいろな情報入手だけではなく、心の安定にもつながるようです。
【社会復帰】
生活保護が受けられる人や少し貯えがある人は、家賃その他を払って自活する施設へ(3ヶ月~半年)。そこから、アパートや仕事を探す。
頑張れ!!