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CAN!

2007/03/15(Thu) Category : TV.本.漫画
「アンビリーバボー」素晴らしいドラマだった。

生まれた子供は全身マヒ。
へその緒が首に巻き付いていたことが原因だった。

施設に入れることを勧める医師
しかし、父親は普通に育てることを決意する

「自分たちがあきらめたらこの子に明日はない!」




無反応なリックは、聞こえているのか聞こえていても理解できているのかさえ分からない
だが、両親は決して諦めずストローク(その人の存在を認める働きかけ)を与え続けた
そして…、首と目が動くようになる

車いすの上で首を動かし、頭でキーを打つように文字入力して会話が出来る機械の開発を大学がしていることを知った両親は5000ドルを寄付。
完成した機械でリックが初めて打った文字は

「Go Bruins」

父親の口癖を打つことで、父親の愛情に答えたのだ。
父親の自分に対するあきらめない姿勢から、リックは「あきらめない」ことを学んだ。
そして、マヒして動かなかった自分の体の一部が動いたことから、「CAN!(できる!)」を学んだ。
リックは父の背を見て育ち、「生きる姿勢」を学んだのである。




生きる意欲が湧けば、表現欲が湧いてくる。
表現欲が湧くから学びたくなる。
リックは猛勉強し、見事普通の高校をゲットする。

しかし、そこで見るのは行動する級友と行動できない自分。
リックは自分に問う。

「What can I do ?」(自分に出来ることは何だろう?)

「生きる姿勢」を自分のものとした次に、リックは
「生き甲斐」を探し始めたのである。




その時出逢ったニュース。
それは、アスリートが交通事故で全身マヒになってしまったことを伝えるニュースだった。
そして、その選手を応援するためにチャリティマラソンが行われることを知ったリックは、その選手のために走ることを決意する。

凄い!と、思った。
「生き甲斐」を、自分のために何かすることに求めたのではなく、「人のために」することに求めたこと。
「生き甲斐」を、自分が出来ることの中から選ぼうとするのではなく、それを度外視して「やりたいこと」に求めたこと。

それが出来たのは、リックが全身マヒのつらさを知っていたからだけではない。
リックが、親の無償の愛情に包まれて満ち足りていたからだ。

そして、全身マヒの自分が動けたことで、「CAN」を信じることが出来たからだ。




リックの願いを叶えるべく父親は一念発起。体を鍛え始め、車椅子を押して8kmを走りきった。

「走っている時、障害者だってことを忘れてたよ」

この言葉に父は燃えた。
ルールの壁を実力で乗り越え、次々とマラソンに出場し、2人は人生を共にする時間を走り続ける。
父親の頑張りにリックも呼応するように勉学を続け、全身マヒ初の大学卒業者となる。


車椅子を押して走る父親の姿に、私は親の理想像を見ていた。
走っているのは、紛れもなくリックだ。
そして、父親はいつも後ろから見守っている。

見守りながら頑張る姿を黙って見せている。
その背を見て息子も頑張る…。




トライアスロンへの名誉ある招待を受けた時、自分一人だけの招待だと知った父親は断る。
これもポリシーが貫かれて見事だった。

父親は自分のために走っているのではない。
「リックが走る」姿を見たいから共に走っているのだ。

そして2人での参加が認められ、この苛酷なレースを、さらにリックの乗ったボートを引き、リックの乗った自転車をこぎ、リックの乗った車椅子を押してゴールするのだ!

2人でなければ成し遂げられなかっただろう。
2人だからこそ立ち向かうことが出来たのだ。




ふと、あるご家族のことがよぎった。

私がお願いしたとおり、息子が母親に立ち向かっていったとき、お父さんは母親と息子を見守った。
母親は言った。「傍で見守られているだけで、こんなにも力になるのかと思いました」
父親は言った。「親2人がきちんと向き合ったので、息子も落ちついていた」

2人が力を合わせれば、静かに立ち向かうことが出来るのだ。




時は流れて父62歳。リック41歳。
ゴール直後に心筋梗塞で倒れた父親は病院で言われた。

「体を鍛えていなかったら50歳を待たずに死んでいたでしょう」

父は息子に言う。
「今、生きていられるのはお前のお陰だ」

息子は父に言う。
「お父さんのお陰で生き甲斐を持てた」


2人は支え合っていたのだ。
リックは父を救うために、全身マヒとなってこの両親の元に生まれてきたのかもしれない。


リックの言葉がよかった。
「僕の望みは、パパを車椅子に乗せて押してあげること」

今、大学で障害者用補助器具の開発に取り組んでいるリックが、将来それを成し遂げてお父さんを押している気がする…。




このアンビリーバボーな物語は、決して特別な物語ではない。
私は、家族カウンセリングをしながら出逢っている。
時として私は、壮大な魂のオペラの観客となる。
その感動があるから、この仕事はやめられないのだ。

この世に生きている一人一人みんなが、語るべきストーリー(物語)を持っている。

だから、きっと、あなたにもできる。


「Yes. You can !」


「やりたいこと」に突き進め!!


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Comment

 

ありがとう

 

youtubeのご紹介ありがとうございます

gigababaさん、youtubeのご紹介ありがとうございます。

自転車の前に乗って風を切っているときのリックの笑顔がいいね♪

 

応援ありがとうございます

エンターテイメントさん、コメント&応援ありがとうございます。

一人一人がみな語るべき物語を持っています。人間こそが最大の「エンターテイメント」かも知れませんね。

 

私も前にyoutubeで見て泣いてしまいました。

http://www.youtube.com/watch?v=f4B-r8KJhlE

 

今回、すごく感動的な話でしたよねえ~
親子愛について考えさせられたし、人間の無限の可能性について、改めて希望を抱かされた。
>>時として私は、壮大な魂のオペラの観客となる。
その感動があるから、この仕事はやめられないのだ。

陰ながら応援してます!

 
    
 
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