ストレスと「水中毒」
2007/03/20(Tue) Category : 知ってほしい病
私もいろいろな依存症に接しているが、依存の形は違えど根は同じだと思っている。愛情飢餓、承認欲求、ストレス過多-この3つが揃えば誰でも何らかの依存症になり得る。
ポイントは「気持ち」だ。
気持ちは自分そのものだから、気持ちを受け止めてもらうことが愛情確認や自己の存在確認につながる。その気持ちの吐き出し先がない場合はストレスが溜まる。
人から自分の気持ちを無視されれば自信を失い、
自分で自分の気持ちを無視すれば背骨のない人間になる。
さて、「水中毒」という聞き慣れない依存症がある。
私の相談者にも水中毒の人がいて、その人は「利き水」ができる。
水中毒(Water Intoxication) とは、水を大量に飲むことにより血中のナトリウム濃度が下がって、頭痛→吐き気→ひきつけ(痙攣)→呼吸困難という中毒症状を引き起こすこと。
何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」。
腎臓が水を尿にする処理限界は16ミリリットル/分であり、それを超えると細胞が水浸しになってしまう。
なぜ水中毒になるのか、その原因は未だ解明されていないが、バソプレッシン(Vasopressin)という脳下垂体から出るホルモンが止まらないからという説がある。
バソプレッシンとはVaso(管)+ press(圧迫)+ in という造語で、血管を収縮させて血圧を上げる効果と利尿を妨げる効果がある。
では、その効果は人間がどうなったときに役に立つのか。
それは、「ショック」を受けたときである。
医学的にショック症状とは血圧低下によえる「末梢循環不全」のこと。
要は血が通わなくなって顔面蒼白、全身の冷汗、体温低下などを引き起こし、最悪死に至る。
「出血性ショック」は、1/3以上の急速な流血のため十分な血圧が保てなくなった為にショックに陥る。
「神経原性ショック」は、脊髄損傷によって起こる毛細血管の拡張。もしくは、ストレスにより自律神経のバランスが狂い血圧が低下して起こる。興奮のあまり気絶することもショック症状の一つだ。
つまり、これらのショック症状が起きたときに、バソプレッシンというホルモンは人体防衛のために血圧を上げようとする。また、利尿を妨げることにより、体液の喪失を防いで、脱水やショックによって循環血漿量が低下した時に体液を保持する。
さて、ここからは私の推論になるので、その旨ご了解いただきたい。
危機対応時のホルモンとでも言うべきバソプレッシンがなぜ出続けるのか?
それはショックを受けるくらいの苛酷なストレスを継続して受けているからではないのか。日常的に人体防衛をしなければならないほどの―。
実際、その水中毒の人の過去は「生き地獄」と言ってもいい日常だった…。
もう一つ、思い当たることがある。
下記ブログを読んでガン細胞と水の関係について知った。
http://www.motherbear.info/archives/50308795.html
上記に出てきた藤谷康允先生は、ガンの気を取り去ってしまう気功士だそうだ。先生自身がかつて身長172センチ、体重40キロのガリガリであり、気功を始めて18年、今や20代前半の若さを持つ54歳とのこと。自分の体で気功の効果を実証されている。
その藤谷先生が、ガン患者に気功をしながらクラスター(分子)の小さな質の良い水分を1日3リットル以上摂ることを併用するようになってから、ガン患者の回復率が一挙に跳ね上がったそうだ。
推定理屈はこうである。
ガン細胞は健全な細胞に比べて硬い。硬いということは脆いということでもある。その病気の細胞に水がたっぷり入ればその細胞はふくれて軟らかくなり、さらに水を加えれば病んだ細胞は崩壊していく。つまり大量の水を飲むことで、病んだ細胞を自壊へと導くわけである。
また、ヒーリングのエネルギーを受けやすくするためにも効果があるようで、身体の中の毒素を出すために水の粒子が小さい水を飲むことが良いようだ。
さて、ここから第2の推論である。
親から手足のように扱われて「怒り」をため込む。
怒りの感情は外に吐き出されないと自分を攻撃してガン細胞を作る。
水中毒の方は、毒素を体外に吐き出すことと、細胞がガン化することを防ぐ(あるいはガン化しそうな細胞を破壊する)ことの2つの意味で、無意識のうちに水を飲まれているのではないだろうか。
さて、中毒(依存症)を治すには、その緊急度の高さによって次のことが次の順番で必要だ。
1,ストレス環境からの離脱
2,感情の吐き出し(特に「怒り」) →「怒り」を理解しよう
3,そうなってしまったことへの理解(気づき)
4,中毒そのものの治療
理屈はともあれ、現在の環境下で中毒が発症したのであるから、症状がひどければ先ずは「逃げる」。
次に、「心のコップ」が空にならなければ何も入ってこないから、感情を吐き出して空にする。 (尚、コップが重すぎると離脱行動への気力さえ生まれないから、感情の吐き出しが先の場合もある)
心に余裕が生まれ、心身体力が回復してきたところで過去の棚卸しを行う。
理解でき気持ちを整理できたからといって中毒症状が消えるわけではない。頭と心と体はそれぞれ別。
中毒とは、依存症との闘いであるから一生続く。できれば、「断酒会」のようにピアカウンセリング(仲間同士のカウンセリング)ができるような会を作るのがベスト(人は一人ではなかなか闘えません)。
私は1~3を支援している。
・地球が水中毒になる刻
*藤谷康允先生のホームページは下記
http://box.e-sun.jp/wonder-life/index.html
先生は全国各地を巡回講習されており、上記ワンダーライフ研究会本部にお問い合わせすれば、近隣での講習会予定が分かるそうです。
ポイントは「気持ち」だ。
気持ちは自分そのものだから、気持ちを受け止めてもらうことが愛情確認や自己の存在確認につながる。その気持ちの吐き出し先がない場合はストレスが溜まる。
人から自分の気持ちを無視されれば自信を失い、
自分で自分の気持ちを無視すれば背骨のない人間になる。
さて、「水中毒」という聞き慣れない依存症がある。
私の相談者にも水中毒の人がいて、その人は「利き水」ができる。
水中毒(Water Intoxication) とは、水を大量に飲むことにより血中のナトリウム濃度が下がって、頭痛→吐き気→ひきつけ(痙攣)→呼吸困難という中毒症状を引き起こすこと。
何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」。
腎臓が水を尿にする処理限界は16ミリリットル/分であり、それを超えると細胞が水浸しになってしまう。
なぜ水中毒になるのか、その原因は未だ解明されていないが、バソプレッシン(Vasopressin)という脳下垂体から出るホルモンが止まらないからという説がある。
バソプレッシンとはVaso(管)+ press(圧迫)+ in という造語で、血管を収縮させて血圧を上げる効果と利尿を妨げる効果がある。
では、その効果は人間がどうなったときに役に立つのか。
それは、「ショック」を受けたときである。
医学的にショック症状とは血圧低下によえる「末梢循環不全」のこと。
要は血が通わなくなって顔面蒼白、全身の冷汗、体温低下などを引き起こし、最悪死に至る。
「出血性ショック」は、1/3以上の急速な流血のため十分な血圧が保てなくなった為にショックに陥る。
「神経原性ショック」は、脊髄損傷によって起こる毛細血管の拡張。もしくは、ストレスにより自律神経のバランスが狂い血圧が低下して起こる。興奮のあまり気絶することもショック症状の一つだ。
つまり、これらのショック症状が起きたときに、バソプレッシンというホルモンは人体防衛のために血圧を上げようとする。また、利尿を妨げることにより、体液の喪失を防いで、脱水やショックによって循環血漿量が低下した時に体液を保持する。
さて、ここからは私の推論になるので、その旨ご了解いただきたい。
危機対応時のホルモンとでも言うべきバソプレッシンがなぜ出続けるのか?
それはショックを受けるくらいの苛酷なストレスを継続して受けているからではないのか。日常的に人体防衛をしなければならないほどの―。
実際、その水中毒の人の過去は「生き地獄」と言ってもいい日常だった…。
もう一つ、思い当たることがある。
下記ブログを読んでガン細胞と水の関係について知った。
http://www.motherbear.info/archives/50308795.html
上記に出てきた藤谷康允先生は、ガンの気を取り去ってしまう気功士だそうだ。先生自身がかつて身長172センチ、体重40キロのガリガリであり、気功を始めて18年、今や20代前半の若さを持つ54歳とのこと。自分の体で気功の効果を実証されている。
その藤谷先生が、ガン患者に気功をしながらクラスター(分子)の小さな質の良い水分を1日3リットル以上摂ることを併用するようになってから、ガン患者の回復率が一挙に跳ね上がったそうだ。
推定理屈はこうである。
ガン細胞は健全な細胞に比べて硬い。硬いということは脆いということでもある。その病気の細胞に水がたっぷり入ればその細胞はふくれて軟らかくなり、さらに水を加えれば病んだ細胞は崩壊していく。つまり大量の水を飲むことで、病んだ細胞を自壊へと導くわけである。
また、ヒーリングのエネルギーを受けやすくするためにも効果があるようで、身体の中の毒素を出すために水の粒子が小さい水を飲むことが良いようだ。
さて、ここから第2の推論である。
親から手足のように扱われて「怒り」をため込む。
怒りの感情は外に吐き出されないと自分を攻撃してガン細胞を作る。
水中毒の方は、毒素を体外に吐き出すことと、細胞がガン化することを防ぐ(あるいはガン化しそうな細胞を破壊する)ことの2つの意味で、無意識のうちに水を飲まれているのではないだろうか。
さて、中毒(依存症)を治すには、その緊急度の高さによって次のことが次の順番で必要だ。
1,ストレス環境からの離脱
2,感情の吐き出し(特に「怒り」) →「怒り」を理解しよう
3,そうなってしまったことへの理解(気づき)
4,中毒そのものの治療
理屈はともあれ、現在の環境下で中毒が発症したのであるから、症状がひどければ先ずは「逃げる」。
次に、「心のコップ」が空にならなければ何も入ってこないから、感情を吐き出して空にする。 (尚、コップが重すぎると離脱行動への気力さえ生まれないから、感情の吐き出しが先の場合もある)
心に余裕が生まれ、心身体力が回復してきたところで過去の棚卸しを行う。
理解でき気持ちを整理できたからといって中毒症状が消えるわけではない。頭と心と体はそれぞれ別。
中毒とは、依存症との闘いであるから一生続く。できれば、「断酒会」のようにピアカウンセリング(仲間同士のカウンセリング)ができるような会を作るのがベスト(人は一人ではなかなか闘えません)。
私は1~3を支援している。
・地球が水中毒になる刻
*藤谷康允先生のホームページは下記
http://box.e-sun.jp/wonder-life/index.html
先生は全国各地を巡回講習されており、上記ワンダーライフ研究会本部にお問い合わせすれば、近隣での講習会予定が分かるそうです。