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押しつけのパラドックス(4)-作られた自分の「9るしい」性格に気づこう

2007/03/26(Mon) Category : 自律(自由と責任)への道
【押しつけのパラドックス】

結局、「明るく素直で活発な子」を望んでいた親が日常的に子供にかける言葉は、「暗くひねくれてぼーっとした子」という言葉だ。

驚くべきパラドックス。親は自分の望みとは逆の言葉を子供に言い聞かせ続けるのである。子供はどうなるだろうか。


■1,ますますぼーっとする-----------------------
自分が「暗くひねくれてぼーっとした子」と思いこむ(刷り込み(インプリンティング)効果)
 ↓
現実が嫌なので空想の世界に逃げ込む(空想癖:外からはますますぼーっとしているように見える)


■2,人付き合いが苦手になる--------------------
親はますます小言を言い、現実は自分を救ってはくれずどうでもよくなっていくため、たとえば人の名前や顔を覚えるのが苦手になる(現実に疎くなる)
 ↓
人間関係が面倒、苦手、人付き合いが嫌になる。さらに自分の世界に閉じこもる(自閉的になる)


■3,自信がない-------------------------------
朝から晩までことある毎に親から注意を受ける(お前はダメだというメッセージを受け続ける)
 ↓
何をするにも、自信を持って出来なくなる。自分に自信がない。ハッキリと自分の意見を言えない。意志を貫くことが出来ない。自分の思いを通すことが出来ない。優柔不断。付和雷同。引っ込み思案になる。


■4,自ら行動できない--------------------------
やることなすこと注意を受けると言うことは、「自分の判断で行動するな(すれば罰する)」という「禁止令」を受けることになる。
 ↓
やるまえから、注意されることを考えて出来なくなる。失敗を恐れる。心理学的には、禁止令を受けるので当然自主的な行動というのは出来なくなる。


■5,イライラする-------------------------------
朝から晩までことある毎に親から見下げられている(ディスカウント)
 ↓
あるがままの自分を認めてもらえない不満が心のコップに鬱積し、心の余裕が無くなりイライラしてくる。


■6,独り言が多くなる---------------------------
イライラを吐き出すためと、自分を認める人間がほしいため、独り言を言うようになる(多くはトイレで)。
 ↓
それが人を遠ざけ、あるいはそれを指摘されてますます人が苦手になる。


■7,キレやすくなる-----------------------------
親から日常的にダメだというメッセージを受け、ディスカウントを受け、自分がズタズタに傷ついているため、これ以上ほんの少しでも自分が傷つきたくないと思う。
 ↓
心のコップが既に一杯一杯の状態だから、外から入ってくる余裕など無い。まして、それが指摘や忠告、アドバイスであっても、自分の弱点をつつくものであればカッと「逆ギレ」する。外からは「癇癪持ち」「ヒステリー」と見られる。


■8,謝ることが出来ない--------------------------
自分を保つことの出来る最低ラインで日々生きている。そのため、自分がこれ以上傷つくことを極端に恐れるようになる。これ以上傷つくとどうなってしまうか分からないからだ。
 ↓
人からは高慢に見えるが、実は傷つくのが怖くて謝ることが出来ない。


■9,プライドが高い-------------------------------
プライドが高く見えるのも、傷つくのが怖いのと自分で自分を支えるしか自分を守る術がないからだ。プライドを手放したときに、自分が崩壊しそうな危機を感じているからである。
人から認められたいという承認欲求を持っているので、「仲間はずれ」に傷つく一方で、自分を守るために、ますます非社交的になっていく。





そう、親が「暗くひねくれてぼーっとした子」という言葉を子供に言い聞かせ続ければ、「子供は親の言うとおりに育つ」のである。

しかし、子供よ、自分に絶望しなくていい。
ここに見たように、自分の9つの「9るしい」性格は、自分本来の性格ではないことにお気づきだろう。

それはあなた自身ではない。
このような環境下にあれば誰しもがそうなる当然の心理メカニズムなのだ。
作用に対する反作用なのである。

つまりは、この環境条件が変わり親からの作用が無くなれば、反作用としてのこれらの“性格”は不用となるものなのだ。だから、これらの疑似性格が巻き起こしたことについて自分をことさらに責める必要はどこにもない。卑下する必要もない。

だから、自分に貼ってしまったレッテルを引っぺがしてしまおう!

そして、本当の自分を探しに行こう!!

本当の自分は、あなたに発見されるのを心から待っている♪




<続く>


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ふうふうさんのコメントで、まだ、読み飛ばしを、やってたのに気付けました。

私は、1~9の全部は当て嵌まらないのですが、環境に適応して生きるための擬似的性格のようなもので、自分本来の性格ではないという自覚はありました。私の場合は、子供が「明るく素直な活発な子」になって欲しいという、親には善意があったのに育て方をウッカリ間違えたというより、子を敵視することを親が自己正当化するための決め付けという面が強かったのと、その中で、気が非常に弱い親の自慢の話の種にされていたので、生きてくには、それにも適応しなければならなかったので。違いが出たのかなと思います。学校から、やや慎重とか自信が無さ過ぎて問題と評価が出ているのに、何を何で調べたらこうと言っても自信が有りすぎると人格攻撃。
とても気が小さい人なので、ごく小さい時とかにやり過ぎたと思い込んで怖くなって、正当化するために、そうした方がいい子供だと決め付けたのだと思います。恥ずかしいのですが、泣いてる赤ん坊の私のお尻をピシャント叩くウェーンと大泣きして泣き寝入りするのがとても可愛かったと母が本当に嬉しそうに語ったのは少し怖い感じがして気分が悪かった。他にも、私が上司だったら気に入らないというだけで首にすると言ったりしているので、小心で常識があって気遣い出来ることを鼻に掛けるくらい小心な人なのですが、横暴に振る舞い人を虐待したい気持ちを持っているのだろうなと。精神科では私のことをすごく馬鹿にして見下げていると指摘されたのを思い出すと、家族をすごく馬鹿にしているから言えたのだろうと。

独り言は、身を守る為の昔の人の嗜みに習って言わないようにしていたのですが、そういうことを言いたかった衝動が自分の中に残っている気がしてからは、聞かれたくない相手に聞かれた時のことも覚悟して、抑制しないようにしています。

読み飛ばしていたとふうふうさんのコメントで気付けたのは、2の、人の名前や顔を覚えるのが苦手なことで、先天的な弱点のかなと思っていました。名前や顔をすぐ覚えられる方だと言われたので、覚えて貰えやすい分だけ先天的に欠けているのかなと。
相手に話を合わせて話ていると、あの時の人と判るのがほとんどで、気付けたのが嬉しいのですが、伝える訳にはいかず、申し訳ないなと思っていました。名前の方は思い出せないことが多いし聞いても覚えられないで聞き返すことが多いので、名前を覚えるのが駄目なことを言うようにしていました。最近は少しよくなって来たかもしれません。

 

「押し付け」の恐怖

私は10年前のトラブルが起因しているトラウマに苦しんでおり、家から殆ど出られないのですが…

お隣の奥さんの言動に自分が抑えられ、ますます家から出られなくなっています。

「あなたは人づきあいがダメだから」
「あなたを無理矢理にでも、人中に連れ出してやろうと思ってるのよ」
「ショッピングセンターに連れて行ってあげるから人の歩いてるところでも見なさい」
等々…

この間やっと頑張って、家の外に出て、道路と溝の掃除が出来たのですが、上記のような奥さんの言葉を浴びてしまいました…
それ以来、全く外に出ていません。

父→隣近所の奥さん方へ
ハラッサーがシフトした感じです…
何とか今の状況から脱出したいです…

 

かなり自分に当てはまります。

かなり自分に当てはまります。

特に家を出てから酷くなったのが独り言。
気がつくと独り言で誰もいない部屋で超怖い声でちくしょー!!!
また、言っちゃいけないような破壊的な言葉を叫んだり、、、
お母さん、、、と消え入りそうな寂しい声でつぶやいたりしています。
後、気がついたんですけど、怖い声でひとりで怒鳴ってると、その直前まで頭に浮かべていた
拭い去りたい思い出とか消えてる!って思いました。

夕方とか一人でスーパーで買い物していた時、
何と無く寂しいなあってキモチになる時があるのですが、
ふっと、お菓子コーナーへ行って何かお菓子を選んでレジに向かうと、
もうお菓子の味で頭がいっぱいになって、
さっきまで考えていた寂しさとかきれいさっぱり忘れてるってことに気がつきました。
あ~そうだ、小さい時からこうやってお菓子に受け止めてもらってたんだ、、、って気づいたのは去年の秋です。
誰もいない時、ひとりで怒鳴るのも、私が気づかないまま、
もう一人の自分に受け止めてもらって吐き出していたんだなあ、、、って思いました。

最近は我慢ならなくなってきて、
言うべき事を言うのが仕事!と、
少しずつだけど、不当なことを感じた時は
『それ、人に対して失礼ですよ!』とか言うようになってきました。
(そういう自分にビビビックリ!!!)
不思議なことに、相手にわかってもらうのを手放して、
自分のキモチを伝えると怒りが尾を引かないですね。
前は顔を引きつったり、嫌な顔をしても口には出さず
何年経っても記憶してるって感じでした、、、。

でも、基本的に怒りを溜めやすいので、いやいや既に結構溜まってるので、それをどう扱ってくか、、、が課題です。
人を受け皿にしたくないし、
もう、もう一人の自分を受け皿にもしたくないし、、、。




 

素晴らしい寓話 『光の男の子』

素晴らしい寓話を見つけました。

一読をおすすめします。

http://singerunloved.blog92.fc2.com/blog-entry-99.html
(なぜか私のブログ経由)

 

怒りを吐き出しましょう

もうお気づきだと思いますが、自律神経が「出張」しまくりなのは、出たがっている怒りがたくさんあるからです。
そのエネルギーを抑えよう抑えようとして疲れ果て、鬱やパニックになったりします。

『子どものキモチや健康よりも、世間体が大事だった母。子どもの気持ちや体よりも、他人の事情を全力で
優先させようとする』-40度で出されたのはひどい!!

怒りを吐き出しましょう。
抑えていて消えるものではありません。

私もよく怒りを受け止めに行っています。

 

気づかれてよかったですね

Kalakalaさん、気づかれてよかったですね。泣くことも、ご褒美をあげることも、とてもいい方法です。

人は自分がされたことを人にしてしまいます。吐き出していかないと自分の中でバランスがとれないのです。ご主人から解放されてよかったですね。

 

「空想世界」を大切に

ふうふうさん、9るしかったと思います。
「人の名前と顔を覚えられない」「独り言が多い」という方は結構いますよ。老若男女問わず。

「空想世界」はふうふうさんが生きるために必要な世界だったと思います。大事にしてください。

 

9項目…私も当てはまります。母に散々否定されてきて、否定されたとおりの自分を刷り込まれていました…。母も亡くなり、私もいい大人な年齢なので、このゆがんだ自己像を修正していきたいです。

 

悲鳴をあげたくなりますね

きゃーっ!と。
耳がいたーい!

「暗く、ひねくれて、ぼーっとした子」
いつも娘に言ってました。イライラしながら。
娘、ごめんなさい!

でも、私自身が同じく夫から言われていた状況から開放されてから、私も娘に言わなくなって来ました。

そうしたら、娘が自発的になり、明るくなり、「はーい(^O^)/」という返事が少しづつ出てきました。

私の脳内で自分を責める声にイライラし始めると、同じ様に娘の気になるところを責めてしまって、悪循環になります。

そういう時、うまく泣いたり、自分にご褒美をあげたり出来ると、悪循環を断ち切れることに気付きました。

 

嗚呼・・・・

ただ、呆然とするばかりです。
私は9個の項目すべてに当てはまるのです。
特に「人の名前と顔を覚えられない」「独り言が多い」という箇所に、心臓が鷲摑みされたような衝撃が走りました。
確かに、母は私を「明るくて朗らかで友達をたくさん作る活発な子供」にしたかったのです。
しかし結果は「9るしい」・・・・

今日の記事は、正直打ちのめされましたが、幼い頃から自分の中で育ててきた「空想世界」を元に創作活動をしている今、”自己の中にもう一つの世界を持つ”という事が、私が私である唯一の証明のような役割を担っているという事実、否定など出来ません。
こういう人間もいるという事、どうかお分かりください。

 
    
 
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