幼児虐待の連鎖の断ち方(承)-自分と向き合う
2007/04/20(Fri) Category : 虐待
アダルトチルドレン(AC)-書かれていることが自分に当てはまった。
私はACなのか?…
でも、どうしてよいのかは分からなかった。
ただ、カウンセリングという手段があることを知った。
「子育て経験のある女性カウンセラー」を探したがピンとこなかった。
そして、相談してみようと思うカウンセラーを見つけた。
「手に負えない」…そう言われたらどうしよう。
絶望しか残らない。
最後のとどめを刺されてしまうことが怖くて、なかなか相談に踏み切れなかった。
が、思い切ってメールした。すると、返事が来た。
ホッとして気持ちが楽になった。
相談に乗ってほしいと言えた自分を褒めた。
自分の棚卸しが始まった。
子供の頃からのことを思いつくままに書いた。
どうしても書きたくない事があり、書いたり消したりした。
あとで消してもいいから試しに書いてみようと思いつつ書いた。
すると、消す気にはならず逆に少し気分が楽になった。
結局、面談や電話だったら言えなかったことも書いてしまった。
…驚きの日々が始まった。
--------------------------------------------------
父のことは嫌いだったが、母が叩いたり口うるさかったりするのはどこも一緒。
威圧的ではなくおっとりしているし、他のお母さんに比べれば優しい。
むしろ、放任に近いくらい自由に生きてきた気がしていた…。
しかし…
心にひっかかっていた棘が一つ取れたり、カウンセラーからの投げかけに考えこんだりしながら、少しずつ、少しずつ何かが見えてきた。
そして…
一見もっともらしく逆らえない理屈で、家族に何も言い返せなくさせていたこと。
理屈だけではなく、上には絶対に逆らうことが出来ないことを身体に教えられていたこと。
そういえば…
私が夫や子供にしているのは、これではないか…?
私がずっと感じていた「抵抗できない苦痛」を、夫も子も感じていたのだ…!
思いもよらなかったことが見え始めた。
そして、父の事を読んだとき、涙が止まらなかった―
--------------------------------------------------
カウンセラーが肯定してくれるので、自分のことを夫にも話せるようになった。
夫も「カウンセリングは凄いなぁ」と、否定せずに聴いてくれるので楽になった。
死ぬ思いはなくなり、前向きになり落ち着いてきた…
しかし…
叩いて言うことをきかせる衝動がなくなったわけではない。
我慢できる周期が延びたというだけ
我慢する・・・皆そうやって生きているのか?
それなら私はきっともうダメだ・・・
「我慢」という形だと必ず限界が来てキレてしまう
これでは、結局同じところをぐるぐる回っているだけ
無限ループから抜けられない
根本を変える事は無理なのか?
…改めて、不安が募ってきた…
<複数事例を元に脚色しています:続く>
★幼児虐待の連鎖の断ち方
(起)-虐待する自分が分からない
(承)-自分と向き合う
(転)-訪問カウンセリング
(結)-自分を縛っているものからの解放
私はACなのか?…
でも、どうしてよいのかは分からなかった。
ただ、カウンセリングという手段があることを知った。
「子育て経験のある女性カウンセラー」を探したがピンとこなかった。
そして、相談してみようと思うカウンセラーを見つけた。
「手に負えない」…そう言われたらどうしよう。
絶望しか残らない。
最後のとどめを刺されてしまうことが怖くて、なかなか相談に踏み切れなかった。
が、思い切ってメールした。すると、返事が来た。
ホッとして気持ちが楽になった。
相談に乗ってほしいと言えた自分を褒めた。
自分の棚卸しが始まった。
子供の頃からのことを思いつくままに書いた。
どうしても書きたくない事があり、書いたり消したりした。
あとで消してもいいから試しに書いてみようと思いつつ書いた。
すると、消す気にはならず逆に少し気分が楽になった。
結局、面談や電話だったら言えなかったことも書いてしまった。
…驚きの日々が始まった。
--------------------------------------------------
父のことは嫌いだったが、母が叩いたり口うるさかったりするのはどこも一緒。
威圧的ではなくおっとりしているし、他のお母さんに比べれば優しい。
むしろ、放任に近いくらい自由に生きてきた気がしていた…。
しかし…
心にひっかかっていた棘が一つ取れたり、カウンセラーからの投げかけに考えこんだりしながら、少しずつ、少しずつ何かが見えてきた。
そして…
一見もっともらしく逆らえない理屈で、家族に何も言い返せなくさせていたこと。
理屈だけではなく、上には絶対に逆らうことが出来ないことを身体に教えられていたこと。
そういえば…
私が夫や子供にしているのは、これではないか…?
私がずっと感じていた「抵抗できない苦痛」を、夫も子も感じていたのだ…!
思いもよらなかったことが見え始めた。
そして、父の事を読んだとき、涙が止まらなかった―
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カウンセラーが肯定してくれるので、自分のことを夫にも話せるようになった。
夫も「カウンセリングは凄いなぁ」と、否定せずに聴いてくれるので楽になった。
死ぬ思いはなくなり、前向きになり落ち着いてきた…
しかし…
叩いて言うことをきかせる衝動がなくなったわけではない。
我慢できる周期が延びたというだけ
我慢する・・・皆そうやって生きているのか?
それなら私はきっともうダメだ・・・
「我慢」という形だと必ず限界が来てキレてしまう
これでは、結局同じところをぐるぐる回っているだけ
無限ループから抜けられない
根本を変える事は無理なのか?
…改めて、不安が募ってきた…
<複数事例を元に脚色しています:続く>
★幼児虐待の連鎖の断ち方
(起)-虐待する自分が分からない
(承)-自分と向き合う
(転)-訪問カウンセリング
(結)-自分を縛っているものからの解放