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LIFE IS BEAUTIFUL

2007/04/26(Thu) Category : TV.本.漫画
気持ちが人を支える。
行動が人を支える。


「なぜ、純がこんな目に遭うんだ。何も悪いことしていないのに不公平じゃないか!」
息子の純が小5で筋ジストロフィーを発症したときの親の叫びだ。

ある日突然、「日常」を奪われる。
そして、奪われた日常は、もはや永遠に帰ってこない。

理不尽。
誰にぶつけていいのか分からない怒り。

理不尽な喪失を体験される人は、皆このような苦しみの中にたたき込まれる。


発症からわずか1年で歩けなくなってしまう
この進行の早さに、親も本人もあきらめが襲うだろう。
しかし、「きっとよくなる」という親の思いから奇跡の物語は始まる。
 ↓
中学校をあきらめていた親に
「友達と一緒の中学に行きたい、だって僕は良くなるんだよね?」
 ↓
そして、親の熱意に校長が動き
「若いあなたに頼みたい」と山本先生に依頼。
 ↓
「ぼくにできるでしょうか」と不安を抱えた山本先生は「交換日記」をスタート
 ↓
母親は、行き帰り車椅子を押し、トイレの世話その他で2時間おきに(!)学校へ行き…
そして、頼もしい頼もしい魂のチームメイトがいた。小学校からの友人町田君だ。
 ↓
学校でいじめに遭い
自宅には親からの嫌がらせの電話
 ↓
それでも純君が頑張れたのは、毎日体を張って世話をしてくれるお母さんと町田君がいたから。そして、先生に毎日日記で気持ちを書くことができたから。
そして、お母さんや先生や町田君が頑張れたのも、純君が頑張っているから。
お互いの頑張る姿が、お互いを支え合い、いじめや嫌がらせをはねとばしていった。
 ↓
そして、中1の秋までしか持たないと言われていたのに、中2を迎える。
だが、中2の夏休み、腕まで力が入らなくなっていた純君は「よくなるなんて嘘だろ!本当のことを知りたい」と、…ついに病気の本性を知る。
 ↓
部屋に引きこもる純君。…誰だって絶望するよなぁ。親も、もう学校には行かないだろうとあきらめた。しかし、2学期が始まる日、彼は自力で立ち上がった(精神的に)。凄い!!
彼は生きる道を自ら決めたのだ。
「EXISTENCE」(存在)するために「EXIT!」(外に出る)ことに決めたのである。
 ↓
しかし、1年間交換日記を続けて見守ってきた先生は、どこか無理をしているように感じ、そして真相を知る。「自分は何ができるのだろう?」…山本先生は、答えのでない自分の思いを率直に生徒に伝える。その投げかけが、生徒たちの心のトリガーを引いた。
 ↓
先生が修学旅行に連れて行くのは無理だと告げたとき、学年一の突っ張り管内君の心に火がつく。「あきらめることないぞ。大丈夫だからな」と純君に声をかけ、そしてみんなで純を修学旅行に連れて行こう、とクラスに呼びかけるのである。
 ↓
そして、修学旅行ではそれぞれが役割分担し、夜純君が眠るときは、窒息しないように交代で寝ずの番(!)。
この時の管内君の感想がよかった。
『修学旅行の時、はじめて車イスを押した。純が笑うとなぜか僕もうれしくなった。何か悪いことをしている時と全然心の中が違ってくるのに驚いた。人に良くないことをしているよりもいい気持ちだった。』



こうしてみると、
思いが思いを支え、
頑張りが頑張りを生み、
それが波動のように周囲を巻き込んでいった

気持ちを通い合わせると、命も元気になる
人と人とが力をあわせると、あきらめる必要はなくなる

そして、純君はみんなに最大の恩返しをしたと思う。
それは、彼の懸命に生きる姿が、みんなに「背骨」を与えたということ




もう一つ感じたこと。

「競争」の価値観に埋没して、迷惑だから来るなと嫌がらせの電話をしてきた親。
「競争」の社会に反発していたであろう突っ張り君。
その住人たちに、純君は奇跡を生む「共生」の素晴らしさを教えてくれた。
人の社会の原点を教えてくれた。

ありがとう!


ありがとう、純君。




【アンビリーバボー「LIFE IS BEAUTIFUL~純君が教えてくれたこと」2007.4.26を見て】

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そうなんです

親、先生を含めて全ての大人は、子を見守る役です。
子どもたち自らの力を信じ、必要なところで少し援助するだけで、大きな奇跡を引き起こします。

子どもたちや若者の試行錯誤を見守る寛容な社会が、実は当たり前の社会なんだと思います。

 

ホントにありがとうです!

「コレだ!」と思いました。
子どもたちの気持ちが動いて行動となって、それが誰もやらされていないことに感動しました。純くんは命いっぱい生きたんだと思います。

こんなふうに、学校や先生が決めるのではなく、当事者とその周りの仲間たちで話し合うということが必要なんですよね。
純くんのお母さんの気持ちを考えると、とても胸がいっぱいになり、今も涙が出そうですが、純くん自身が持っていた生きる力が発揮できたのは、純くんと周りの人がそうさせたんですよね。
私も勇気をもらいました。

 
    
 
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