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ハラスメント・スクール

2007/04/30(Mon) Category : 学校・教育・いじめ
学校でのハラスメント(パワハラ、アカハラ)ではない。
学校全体がハラスメント体質である「ハラスメント・スクール」が実在するという話だ。こういう学校があるということを、親も教師も知っておいてほしい。

昨年12月のこと。TBしていただいた方のサイトを見、その実体験を読んで背中に戦慄が走った。いつか記事にしようと思いつつ、3ヶ月が過ぎて4月…再び訪れてみると、そのサイトは消えていた。残念だ…。もう少し早くこの記事を掲載していればと悔やまれる。


戦慄を覚えたのは、あの北鮮のような学校よりもさらに巧妙な管理社会が、“ここ”にもう出現している!という戦慄である。
ジョージオーウェルの近未来小説に「1984」という、巧妙な管理社会を描いた小説がある。まさに、その「1984」の世界が現出していた。

こういう学校が“実在”しているのだ、とわかったとき、私は身震いした。
そのときのメモを掲載する。(『』内は、その時のコピーメモである)




ある放課後、中2のKさんは担任の先生に呼ばれる。
しかし、その担任も理由を知らない。ただついてくるようにKさんをうながす。
心当たりもないままに行った先は視聴覚教室。
その場所が別名『説教部屋』と呼ばれていることが、Kさんの心臓を高鳴らせる。

中に入ると、『学年の教師全員がそろって』中2の女の子一人を待ちかまえていた!

まるで裁判の被告席のように、中央の席に座らせられる。
正面に座っているのはT先生である。
『神妙な顔をした"T先生"が組んだ両手をあごに乗せて私の目をじぃっと見つめた』-そのおぞましい、いやらしさ!

このTというのが仕掛け人である。
Kさんを陥れたこの"新米教師"は、『生徒からはほとんど友達感覚で接せられて』おり、軽く見られていた。おそらくは自分のプライドを取り戻そうと、また先生たちの間で勝ち星を挙げようと、スケープゴート探しをしていたのだろう。

そのTの目に、先生からの信頼も厚く優等生であった中2の女の子は格好のターゲットだった。Kさんが親友と2人だけで、学校で禁じられていること(お菓子を食べることと携帯をもってくること)をしたことが分かったとき、小躍りしたに違いない。

そして、吊し上げが始まる。
『みんながみんな、同じ"色のない目"で』、たった一人の中2の女子生徒に『勢いを増してまくし立てる』。
まるでブラックホラーの世界だ。が、“現実”である。

異様な世界である。
が、さらに怖いのは次の場面だ。

吊し上げが終わった後、泣きじゃくる女の子に担任がよってきて『まるで赤ん坊をあやすかのように』慰めるのである。

唖然とした。
見事な「去勢のシステム」である。

徹底して非を責めて相手を突き崩した後に、相手を慰め受け入れる…。
登場人物の全てが、「管理社会」の中に絡め取られている。
そして、この登場人物の全てが管理社会に絡め取られていることに気づいていない。

その恐ろしさ…。




①たかがお菓子と携帯だ。
②Tが見つけたとしても、それを担任に言えばすむことだろう。担任も、我がクラスの生徒を守る責任者として、事前にTに内容を問いただすべきことだろう。そして、担任が伝えるべき事だろう。
③それを一切せずに、一度相手を徹底的にこてんぱんに打ちのめし、その後慰める…

この疑問符がつく行為の裏に、実はカラクリが潜んでいる。
①相手を服従させるには、“たかが”という小さな事で大げさに怒ることが効果がある。
②組織の仕組みを通さずに、非を見つけた人に成果を与えるやり方。これで組織は機能しなくなり、スパイが横行するようになる。監視社会となっていく。
③屈服しておとなしくなった人間は、それ以前と以降では行動が異なる。その姿を見せるだけで、見せしめとなる。

つまり、相手を「更生」(という言葉さえ大げさだが)させることを目的としているのではなく、「服従」させることを目的としている。完璧に出来上がった「洗脳」のシステムなのである。

そのシステムに自分たちがのっとって、何の疑問も持たずに、むしろ正しい行動をしていると思っていることの異常さに、このバカ教師どもが気づいていない。
その、恐ろしさ。

中2の女の子が、一挙に人間不信、社会不振に陥ったのは無理からぬこと。人も社会も信用できなければ、ひきこもるしかなかった……





『説教部屋』というものを置いていること自体が“脅し”だ。
逸脱した者には隔離して罰を与え、矯正する、ということを宣言しているようなものだ。
恐怖政治を敷いているのである。

当然、先生の役割は逸脱者を探すことが役割となる。
なぜなら、恐怖統治をしているのに逸脱者が現れては、統制がとれないからだ。

つまり、トップが恐怖統治の方針を掲げた瞬間に、「先生」の役割は「警察」に変わると言ってよい。

ここが大切なので、よく理解していただきたい。
トップの「方針」が、その下にいる人間の「役割行動」を変えるのである。
監獄実験のes「エス」を思い出していただきたい)

そして、人間の行動が、その「場」の性質を変える。
見てくれは「学校」でも、この空間は「監獄」に変わった。
先生は「看守」になったのである。

戦時中の日本(←わずか60年前です)や北朝鮮は、それが社会にまで拡大した例だ。
社会はそう簡単には変わらないと思うかも知れない。
しかし、トップが逸脱を徹底排除する方針を掲げた瞬間に学校が監獄に変わり、先生が看守に変わったように、トップの方針次第でいとも簡単に変わるのである(だからトップは慎重に選ばなければならない)。

監獄社会で権力者が恥知らずになっていき、被支配者が去勢されていくのは、es「エス」を見ておわかりの通り(←是非、見てね)。元々権力を持つ教師が、監獄社会で圧倒的権力を持つようになるとどこまで非人間的になるのか。それが、よく分かる怖い「実話」だ。




この中学校が「実在」していることが恐ろしい。
今、この今も、どこかにそれは存在しているのである。

そして、このような学校が目に見えて一つあると言うことは、見えないのが少なくとも300はある可能性があるということだ。

私も、家族カウンセリングで、この地域は北朝鮮かと思うような地域を見たことがあるが(見た目は普通の町だ)、閉鎖空間の学校社会では、ここまで人間の感受性の摩耗が進んでいる!

日本は本当におかしくなりつつある。
そのおかしな日常を作っているのは、私たち一人一人である。

もう一度全ての大人に問いたい。
http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-157.html


あなたが思っているよりも、いとも簡単に社会の体制は変わっていく。
一人一人が、自分の感受性を磨き、自分の行動に責任を持って生きていかなければならない。


みんな、自分の気持ちを大事にしようよ。
そして、気持ちを言葉にしようよ。理屈ではなく気持ちを伝え合おうよ。

そこから日本の再生はスタートすると思う。
さぁ、みんなも自分の気持ちに耳を傾けることをスタートさせよう!

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なんでこの子が説教部屋なのかを、担任教師が事前に新人教師に聞けなかったのか、聞けるけど聞かなかったのかが気になる。

説教部屋で新米教師は中二女子の正面に座っていて、裁判長の席で、場の主催者。逸脱者の逸脱を発見した教師の権利?

管理下の囚人の逸脱は、看守の黒星でしょ。つまり
新米教師が先生達の間で勝ち星を挙げようと、担任の自慢の生徒に目を付けたのよね。

新米教師の教師間の勝ち星は、その中二女子を高く評価していた担任や他の教師の評価を下げて黒星を着けることによる勝ち星。

説教部屋は伝統らしいから 、やられた生徒が不登校になったりするのは判ってるはず。評価が高い生徒を追い込んで成績下がったり不登校になったりしたら教師の評価上がるの?

監獄化が学校の目的でも、看守先生達の新米看守教師に対する態度が何か変。

 

まだマシ・・・

経験した世界より教師と言う大人だけで完結している分まだ随分マシと言う感想の一言です。
先生だけではない、同級生も警察官でした。
20年以上前ですが未だに覚えています。

小学校2年の頃でした。
私は問題児と言うことでいつも「裁判」されていました

俄かに信じてもらえないと思います。
東京都のクリニックでは「虚言癖」と言う名前で診断されました。

ですが、ネットを頼りに自分におきてる心の中など一人で説いていくとアイリーンや加藤容疑者の気持ちと背景が手に取るようにわかるのです。
筆者のようなカウンセラーさんが活躍する世の中であって欲しいと願います。

まとまりない文章で申し訳ございません。

 

私の娘は、このような学校の、とある授業で、先生の思ったとおりにできず、公開制裁のようにクラス全員の前で授業に全く関係ないことで罵られ、不登校になりました。娘が弱すぎるのか。それとも...? 悔しいです。

 

サティアンは蔓延しています

はなさんの言われるとおり。オウムによく似ています。

オウム真理教が生まれたと言うことは、似たような組織があちらにもこちらにもあるということです。

ああいうものが特異的に発生するわけではなく、既に日常の中に発生していて、それが突出した形で現れたのがオウムです。

実際、nostalgiaさんも書かれていますが、会社に限らずいろんな「組織」がサティアン化しています。

「家庭」という組織も…。

 

感性が頼り

nostalgiaさん、『これが学校と云う場所の「普通」』と思ってしまうような中高だったのですか!

いやはや、結構病は深く蔓延しているようですね。国が上から管理しようとしていますからね…。

これからは、おっしゃるとおり、人として生き延びるためには「感性」が頼りの世の中になります。

 

オウム真理教

これを読んだ時、オウム真理教のイニシエイションの話を思い出しました。暴力など与えた後、教祖がぐっと抱きしめて、その人は麻原彰晃に「父」をみて、教団に入ると言う所。入団する人に高学歴が多いというのも、その人たちの家庭に「父親」と言う存在がなかったんだなあと。今テレビでやってる「私達の教科書」と言う番組がおもしろいです。腐れた学校、自分が壊れかけてkるという苦悩を持つ教師、どこにも救われない子供達。よくやってくれるなあと、今夜も楽しみ。

 

中学と1つ目の高校は、こんなところでした。

読ませて戴いて、身の毛もよだつような気分になりました。
わたしが通った中学と半年で退学した高校はこんな学校でした。当時、10代のわたしは、これが学校と云う場所の「普通」なのかと思いそうになっていました。感性はいつも「どこかおかしい」と感じつづけて居ましたが。。。(その後、この感性に正直生きたのが正解でした(笑))。

映画「ES」、インターネットTV GAOで5月24日頃まで見られるようです。
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0034940/

最近、わたしの居る客先の会社もこれに近い構造があることが、ようやく見えてきました。

 
    
 
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