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「餓鬼人間」-存在承認に飢えた鬼

2007/05/07(Mon) Category : 存在不安
お化けの世界に出てくる「餓鬼」。
その餓鬼が、この世にはうようよいる。

それは、「愛情」と「存在承認」に飢えた鬼。
その本体は、親から愛情をもらえず、あるがままの自分を認めてもらってもいない、弱々しく泣いている赤子。

愛情をもらっていない人が人を愛することはできない。
自分が飢えてひもじい人は人のことをかまっていられない。むしろ、人から奪ってでも飢えをしのごうとする。

自分の存在に対する根源的不安(存在不安)。
自分はこの世に受け入れられているのか? 愛されているのか?

だから次のような症状を持つ。




■1,自分が生活の根底を支えていることを【吹聴】する
「誰が稼いでるんだ。言ってみろ」
「誰のおかげで飯が喰えると思ってんだ」
「お前は誰のおかげで生きていられるのだ?」
「誰のおかげで学校に行かせてもらってるの?」

■2,事あるごとに自分の存在を【承認】させようとする
「俺を誰だと思っている」
「俺はお前の夫(父親)だぞ」
「私はあんたの妻(母)なんだよ」

■3,自分を認めてもらうきっかけづくりのために【仕掛け】る
「私がせっかく買ってきてやったものが嬉しくないの?」
「あんたの為にわざわざ買ってきてやったのよ」
「俺がせっかく連れてきてやったのに、楽しくないのか?」
「俺が休みを潰して連れてきてやってるんだぞ」

■4,自分が大事であることを【確認】させる
「私と○○とどっちが大事なの」
「俺の命令と○○とどっちが大事なんだ?」
「感謝の気持ちがあれば○○できるはずだ。感謝の気持ちがないのか?」

■5,自分を大切にすることを【要求】する
「なんで俺を怒らせるんだ?」
「私の気分を悪くするようなことを言って何か楽しい?」

■6,自分を大切にしなかった相手を【非難】する
「お前のせいだ」
「お前が悪いんだ」
「あぁ、あんたのせいで気分が悪い」

■7,自分を認めさせるために相手を【脅迫】する(支配と服従を明確にする)
「文句があるなら言ってみろ」
「俺の言うことが聞けないなら出て行け」
「そうか。おまえも俺に口答えするとは偉くなったな。もう一人前だから出て行け」

■8,自分を認めなければ【】を与える
「約束を破ったあんたが悪いのよ」
「やれば壊さなくてすんだんだ」
「言うことさえ聞いてりゃ、こんなことはしない」

■9,自分を認めない人間は【不要】であることを教える
「じゃあ、腹の中に帰れ」
「お前がどうなたって俺の知ったこっちゃねぇ」


「欲求」「欲求」「欲求」…のオンパレードだ(--;)。
関係者は、その「餓鬼」を承認するための「道具」として使われる。
だから、心が安まる暇がない。

これに加えて、「餓鬼人間」の奥底には親に対する怒りがある。
自分を愛してくれず、認めてくれなかったことへの深い深い怒りだ。

■10,親に対する【怒り】のマグマがたまっている
一挙一動、一言半句すべてに怒りがある(本人は「怒ってない」と言う)。
怒りは、吐き出すきっかけをほしがっている。だからきっかけは何でもいい。上記1~9までの承認欲求の行為につながることの全てが「怒り」を吐き出すチャンスにもなっている。



こうして、「餓鬼人間」は本来自分の親に欲求すべきことを家族に向けて要求し、同時に怒りを吐き出している。最初からその「環境」に生まれてきた子供に、親の心のそういうメカニズムを知るよしもない。だから、怒られる自分が悪い子なんだと思ってしまう。


ハッキリ言う。
「あなたは悪くない」

「どこも悪くない」

自分を信じてください。
あなたにかけているところはありません。

あなたはおかしくありません。間違ってもいません。
壊れているのは、こういうことを言う人の方だと言うことを「明確に」認識してください。


そして、恐れる必要はありません。
本体は、「弱々しく泣いている赤子」なのです。

一度、物理的に離れて、安心できる場所から眺めてみればハッキリと分かります。

あぁ、なんてちっぽけな存在だったんだ、と。





「餓鬼人間」
(2)-「金」への執着
(3)-「居場所」作り
(4)-真綿の支配



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まさに、主人です。

やっと主人の正体がわかりました。全部ではありませんが8割り方、これらの言葉を結婚生活20年の間に言っています。愛してくれー、俺を見てくれーと言ってんだろうなとは薄々は感じていましたが、どうしても愛せません。結婚生活はまだ、続いていますが、はっきりいって同じ空気も吸いたくありません。愛情欲求だけでなく、食べ物への執着も物凄いです。外で食べてきても、家に帰ってから冷蔵庫を探しまくりまだ、食べます。食欲で食べてるのではないと思います。家族は家来です。自分を助けてくれるだけの存在だと認識している様です。"気持ち悪さ"を感じます。

 

やっと・・・離れました。

この中と同じ言葉ではないけど、似たような言葉も言われたし、母にも父にも、27年間否定されつ続けてきました。
母の口癖は
「私はお父さん(私の祖父)が大好きで、お父さんの言うとおりに生きてきたの。今もそう。」
でも、母から母の母親の話はめったに出ない。
そして、自分の気分が悪い時や調子が悪い時に、私が思い通りに物事が出来ないと、必ず「私を殺す気!?」と。私と意見が合わないと「あなたは私が嫌いなのよね」と、何度も言われました。
父には、「お前は親の思った通りに育たんな」と。

そんな親から、やっと、一年前距離を取りました。
母と言い合いになったからです。
そして、先日身内の事で連絡があり、父と一年ぶりに電話で話をした時、父に言われた言葉
「お前は、4歳まで一人で親の愛情を受けてたんだぞ。」「すべては、○○(4つ下の弟)が死んでから親がおかしくなったんだ」
そのほか、恩着せがましい言葉も何個か言われました。
つくづく、うちの親は、最低だ。て思い、
余計虚しくなり、でも、あの親とは離れて正解なんだ。て初めて思えた。

 

私の母親はその全てがありませんでした。
何もかも何もありませんでした。

ただ、今も記憶しているとするならば、お兄ちゃんの時は愛し合って生まれた子だけど、私の時は殴られ、失神していた時にレイプされて、出来たのだと、お金が無かったから中絶も出来なかったと。何度も冷たい川に入ったり、高い所から飛び降りたりしたけど、アンタは丈夫だったから生まれてきたと酔っ払った母から聞かされました。兄を異常な程に可愛がる理由がその時初めてわかりました。私が、中2の出来事です。

今の言葉でいうならば、ネグレクトですかね。
その当時はそんな言葉すらありませんでした。
因みに私は、現在44歳になります。

 

ありがとう

今闘っています 親から逃げ出しました
やっとのことで。用事あったりなにかしら
親に会うと具合悪くなり 会ってしまったこと
非常に後悔し そんな風に思う自分にも嫌気がさします

理解してもらえるなんて 同じく悩む仲間がこんなにいることに
感謝です(´・ω・`)

 

50年たちます。
母親に感情を操られ、奴隷になってきたと思います。脅し、泣き落とし。子どもの純粋な「親への想い」を都合よくつかわれたことに腹が立ちます。あいつは地獄に落ちる。
父親は感情がない人間。他人の感情にも無頓着。近づいていくと逃げる。
わたしは、人に嫌われました。友だちになろうとして近づいていくと避けられる。来ないでと言われる。無視される。それは、親にされてきたことそっくりです。
誰も助けてくれない。人間不信、社会不信。離婚。子なし。家なし。親兄弟親戚とのつながりなし。友だちなし。貯金なし。仕事アルバイト。いつ死んでも、誰も悲しまない。気にとめない。こんな人生もあるんだな。
「人生は苦である」。まさしくその通り。そこが出発点かな、と思います。

 

全部、言われてました

常に怒りを撒き散らす(でも自覚のない)父だけでなく、母からもこのせりふすべて言われていました。

私が間違えているんだと、思い込まされていました。
言う方が、親が、問題の根源なのですね。

すっきりしました。

 

ぴったりと自分の母親に当てはまる。 はい。うつ病になりましたよ。何一つ助けずただただ出ていけと。

 

とんでもない親への怒り、空虚、悲しみ、孤独…の気持ちを一通り味わい。

意識が親との関係から、息子との関係へシフトした今…。

自分の心に悪魔のような闇があることに気付いてしまい、息子の目さえみれません。

今まで愛情だと思っていたものは、承認欲求からの押し付けがほとんど。

そして私の母のような、明らかな子供への見下し、嫌悪感、不幸を願う気持ちを自分の心に見つけてしまい混乱しています。

数日前から息子の態度も、豹変。どちらを向いても苦しいですね…。

 

連鎖から離脱しましょう

kalakalaさん、『全ての言葉を、ことごとく』『あらゆる人から』『言われ続け』たのですか…。

特に『あらゆる人から』というのは、逃げ場なしですね。『特に近親者達から』―気づかれたkalakalaさんは、その家系から離脱し、新たな流れを始める人なのだと思います。

 

ひょぇ~

全ての言葉を、ことごとく、あらゆる人から言われ続けました。
特に近親者達から。

親の愛に飢えた餓鬼、自分がそうだったことに気付いた瞬間から、世の中が白黒反転して見えるようになった頃を思い出します。

 
    
 
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