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信頼の上にしか愛はない

2007/05/25(Fri) Category : モラハラ(モラルハラスメント)
魚の小骨がのどに刺さっているように気持ちが悪いので、やはり書いてしまおう。私の中の毒出しなので、その辺、予めご了承ください。

殆ど見ていないのだが、たまたま夕食時間が下がったため20日に見た「行列のできる法律相談所」。その中で、夫婦の次のようなテーマがあった。
夫は「愛妻家」。その“愛妻”ぶりは次のようなもの。

会社の途中でも近くに来たからと自宅に寄る。
妻がちょっと遅くなると、「浮気でもしてたんじゃないだろうな」
お隣で話し込んでいたと答えると、電話して確認!
携帯チェックも当たり前。
そして、待望の赤ちゃんが生まれると、「本当に俺の子だよな」とDNA鑑定を主張。
妻は、あまりにも猜疑心の強い夫に、ついに離婚をつきつける…


これについて、普段対抗している年配の2人の男性弁護士は「離婚できる」
女性弁護士は、夫は妻を愛しているんだしDNA鑑定は難しくないからやれば?と「離婚できない」
茶髪弁護士も、「夫の行動は別に普通で問題なし」と、「離婚できない」…

開いた口がふさがらなかった。




全ての人間関係の根底にあるものは「信頼」だ。
信頼なきところに、「関係」は成立しない。
それが、夫婦関係でも、だ!

夫婦であれ、親子であれ、やっていいこととやってはいけないことがある。
人のプライバシーに土足で踏み込むことは、やってはいけないことだ。

ダメなものはダメ!!
この問題は法律以前の問題だろう。


それに、こともあろうに「赤ちゃん」を疑っているのだ。
「愛の証」そのものを疑ったのだ。
それは、妻の「人格」や「人間性」そのものを根底から最大限に疑ったことに等しい。

妻は無造作に「人間の尊厳」を傷つけられたのだ。最大級に侮辱されたのだ。
法的に言うのならば「侮辱罪」を適用したいぐらいだ。そのことが、「離婚できない」という弁護士たちには分からないのか?

ともあれ、私は自分をそこまで疑う人間と、一緒にいることはできない。
信頼関係は崩壊した。というよりも、日々不信を突きつけられて、既に信頼関係は崩壊している。関係を続けられるはずがない。

これは、幸せか、不幸せか、という問題だ。





それから…当ブログの読者はピンときていると思うが、おそらくこの夫はハラッサーだ。情報がないので憶測で申し訳ないが、愛していると言うよりも、明らかに支配と管理をしたがっているからだ。
自分の存在が不安であり、自分が愛されているのか常に確認しないではいられず、安心材料となる「証拠集め」をすることもそうだ。そのうち、子が成長するにつれて、妻の愛情を子と奪い合うようになる…。

女性は離婚を切り出す前にとことんまで続ける可能性を追い求めることが多い。「DNA鑑定」の要求だけで突然離婚を突きつけたわけではないだろう。

おそらく結婚1年の間に、どこかおかしいと感じながら、妻のストレスは堪えきれないくらいに溜まっていたはずである。このように日常的に継続するストレスを「デイリーハッスルズ」という。
いつしか気づかないうちに、心のコップはストレス感情で一杯になっていたのではないだろうか。「DNA鑑定」の発言は、コップから感情が一挙にあふれ出す最後の一滴だった。もう我慢できなかったのだ。

そういう1年を示さずして、「DNA鑑定」の要求だけで離婚の是非を問うという番組作りは危険きわまりないと思う。そして、「夫の行動は別に普通で問題なし」という発言は、その発言自体が驚くべきものだが、この発言によって道を閉ざされる女性が多いであろうことを考えると、テレビというのはとても怖いと思う。





…今回は、年配者(弁護士)の常識にかろうじて救われた。しかも、対立軸の2人がこの件に関して同意見だったのは、モラルに関しては同じ土俵に立っているわけでまっとうだと思った。


にしてもなぁ…。

世代交代が進むにつれ、おかしな社会になっていきそうだ。

「モラルハラスメント」がいかに理解されにくいかが、よくわかる…。


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ぁぁ・・・とうとうこんな記事を・・・。

中尾先生、お返事ありがとうございます。

会社で、何もしてなくてもエネルギーが消耗するのを冷静に実感してます(笑)。

近県の山の原生林で読書や、エネルギー補充はよくやっていますけど、カラオケいいですね。長いこと唄うことを忘れていました^^)。
ありがとうございます♪

ところで、今苦肉の策で「あなたの子供を加害者にしないために」を入手し、読みはじめました。
3分の1程読んで、自分のまわりの未解決事案に思いあたり、考えはじめました。
兄と話していて、わたしにも「自分の棚卸し」の日が近い事を自覚しました。
そして、父親のことが少しづつ解り始めました。

そんな中、よりによってこのメディアがとうとうこんな記事を載せ始めてしまいました。
Webの社会欄に連載された
「酒鬼薔薇以後(2)「心の闇」の正体は」
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070528/jkn070528001.htm
先生があの本を出された意味、恐れていた展開そのもの・・・
そして文末に、
「まずは早期の適切な診断。そして、周囲の障害への理解。この2つがあれば、起きずに済んだ事件が多いはずです」

ぁぁ・・・しかも、わたしにとっては、よりによって。。。ですよX(

 

息子さんの感性は鋭い

『テレビは洗脳』-その通りですね。誰を登場させ、誰がいなくなり、誰にどういう発言をさせるかに至るまで、そこには「意図」があります。

これからはマスコミではなく、ローカルメディアの時代だと思っています。

東京発の番組を垂れ流すのではなく、その地域の活性化に焦点を当てた番組を地方が作っていくべき時です。
モラハラやパワハラの番組も地方でつくって講座もやって、住民意識が高まって住みよい町になったら、人が集まってきますよ。
「経済」で人集めする時代は終わりました。「生活」で人集めする時代です。

自律へ向けて、頑張りましょう!


 

感性ピンが大切!

お~、nostalgiaさん頑張ってますねぇ。コメントありがとう。

『露骨ではない巧妙なパワハラ』-いやらしいねぇ。エネルギー吸い取られていくから、充電とデトックスもかねて自然と接したりカラオケで爆発したりもいいかもね。
私もよく「YAHYAHYAH」を歌って、「殴りにいこうかー!」の部分を合唱してもらってました(笑)。

マスコミは自己批判しつつも流されています。ご友人の言うとおり、使命を持った方もいらっしゃいますが、マスコミにパワハラ体質が多いのも事実。

テレビも含めて視聴者が明確な選択をしていかなければと思いますよ。迎合番組が多すぎてつまんなくなってきています。

そのドラマは面白そうでしたね~♪



 

家庭内でのモラルハラスメントについてブログももちろんですが、中尾先生の発信期待しています。テレビ局への意見として発信してほしい。息子はテレビは洗脳といいきっていますが、だからこそ、違う視点を訴えて拒否されたらもう見ないという行動をしていきたい。私はその番組はみていませんが、見ていたら、すぐに中尾先生のブログで考え感じ方を点検していたでしょう。そうでなくても、毎日中尾先生のブログをみています。もうすぐ自立しますから、それまで、お付き合いください。

 

平気で変なこと言うTV多いですね。

冒頭の状況説明の部分で感性がピンと来ました。

最近、仕事場で露骨ではない巧妙なパワハラに遭ってますが、先生のブログをいっぱい読んでエネルギー補給させていただいています。
おかげで、相手が置かれている状況を自分なりに分析出来たことと、職場に背を押してくれ方るがいらっしゃるので、まだまだ元気に課題に向かっていってます。もちろん無理せずにです♪
いつもありがとうございます。

ところで、いつぞやTV番組のことを書かせて頂きましたが(先生が「考えの底が浅い」と書いて下さったことで、スッキリしました)、じつは数年前から特に「高視聴率時間帯の民放テレビを見たくない現象」が、わたしの中でずっと起こっていました。
単純に、見てて気分が悪くなる(ムカついてくる)からです。テレビはリラックスの為に見てたのに。。。
先生に出会ってから、「システムズアプローチ」の視点を自分なりに勉強し始めたのですが^^;)、そうして見ると今まで気分が悪くなっていた理由が解りました。
あまりにも軽薄な考えで作られた番組を平気で流す姿勢に「怒り」を感じていたんだと。
バラエティでもドラマでも、かみさんがTV好きなので自然と横で目には入ることがありますが「ぉぃぉぃ!ちゃうがな!」って、思わず大阪人らしいツッコミを入れてしまいます。
ただ、怒りの理由が解ってから、ツッコミを入れながら、かみさんとあれこれ話をすることが出来るようになったので、恐らく作り手の意図とは違うところで楽しめるようにはなりました(笑)。

そんな中、逆に「ぉぉっ」って云うのもたまにありました。asahi系でやっている「その男,副署長・京都河原町署事件ファイル」と云うドラマの先週分の展開が面白かったです。
事件が起きて、主人公の警官が知っている男が容疑を掛けられますが、その人の配役、展開からして「じつは、いい人だから真犯人じゃない」の展開を予想させましたが、それを裏切って真犯人でした。面白かったのは解決編で「善人に見えてじつは悪い奴だった」の展開で終わるのかと思ったら、主人公は「容疑者=悪い奴」と云うこれまでのお決まりパターンを裏切ってくれました。こうなると「最後は学校ものに多い主人公の正義論の押し付け」の展開で終わるのかと思ったら、これも裏切ってくれまして、「おまえは、自分の子供を交通事故で殺した相手を、復讐のために殺したことで、自分と同じ境遇の人(被害者の親)を作ってしまったんだぞ!」と、涙ながらに犯人に連鎖構造の話を始め、自首を勧めたのです。
最後も、自首が実現せずに「検挙率」に拘る刑事が踏み込んで連れて行かれると云う不条理かつ現実社会のような締め。
思わず「すげー!」って思いました。このドラマの脚本書いた人(シナリオ作家の塩田千種さんと云う人だったと思います。)に。

テレビは大抵の人が自分の家でリラックスして見てるので、無意識の領域に番組の意図が入り込んで来ると云う性質があると思うので、先生のおっしゃる通り、テレビは、ほんとに恐ろしい力を持ったメディアだと思います。
しかも、それを赤ん坊からお年寄りまでが光と音で感じるのですから。

TV制作のディレクターをやってる友人が「自分の仕事に誇りを持たずにやっつけ仕事をする人と、わずか5分間の編集でも深くこだわって創る人とに二分される」と云うような事を云っていました。

長々と、失礼しました。

 
    
 
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