陽炎
2007/06/14(Thu) Category : 心の闘い物語
【蜻蛉(2)を書いていて…】
古い手帳から書き写していて
なぜか涙が溢れてきた
あの日…
私は昔の自分に逢った
あの懐かしくも鮮やかな風景
それが、今も残っていることが
そして、昔の自分に逢えたことが幸せだった
あれから約30年
この手に抱きしめたあの現実は陽炎のごとく消えた
穏やかでのどかで美しい風景は今はなく
あの幸せな子どもたちに出逢えない喪失
そして
孤独の中
懸命に
自分と闘い続ける人々
あなた方に罪はない
しかし背負わされたものと闘い続ける人々…
なぜか
涙が止まらない
愛を求める
人間が
健気で
哀しい
私は
あなた方のために、泣くことしかできない
………
古い手帳から書き写していて
なぜか涙が溢れてきた
あの日…
私は昔の自分に逢った
あの懐かしくも鮮やかな風景
それが、今も残っていることが
そして、昔の自分に逢えたことが幸せだった
あれから約30年
この手に抱きしめたあの現実は陽炎のごとく消えた
穏やかでのどかで美しい風景は今はなく
あの幸せな子どもたちに出逢えない喪失
そして
孤独の中
懸命に
自分と闘い続ける人々
あなた方に罪はない
しかし背負わされたものと闘い続ける人々…
なぜか
涙が止まらない
愛を求める
人間が
健気で
哀しい
私は
あなた方のために、泣くことしかできない
………