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モラ母からの離脱

2007/06/30(Sat) Category : (家族)カウンセリング
家族カウンセリングから戻ると着信通知が連続であった。
帰宅してすぐに電話。

明日「決行」するという。

母親からの強烈なハラスメントに遭っている方。
(こういう方は実に多い)


子どもを自律させず、いつまでも支配しようとする母親がいる。
親に受け止めてほしい子どもは、自律と共依存の葛藤の中で莫大なエネルギーを浪費しつつ苦悩する。

しかし、今闘っている相手は母親ではなく、ストローク飢餓にある「餓鬼」だ。
そこに、「愛」や「情」の世界はない。
ただただ、飢えを満たしたいという欲望だけが存在する。

その飢えは永遠に満たされることはない。
そのため、家族を支配し続けることが人生そのものになってしまう。
離脱しなければ、スケープゴートになり続けるだけだ。
そこにいる限り、人としての人生を歩くことはできない。

もうお母さんのお守りは十分だ。
あなたは最大限の努力をされてきた。
お釣りが来てあまりある。
もうご自身の人生を歩んでほしい。


いろいろな出来事が、その時々の思いが、今ここへと導いた。
その中で、連鎖を断つ決意もされてきた。

そして、もう一度サイン(現象)の意味を確認してほしい。
「生きろ!」というメッセージがハッキリと聞こえてくるはずだ。


明日は、臆せず堂々と出て行くといい。
その姿が、決別と始まりの決意表明だ。

力強い、意志のこもった声を聴いた。
きっと大丈夫!


その異世界から無事離脱されんことを、心からお祈りしています。






【追記:参考】
「餓鬼人間」
(1)-存在承認に飢えた鬼
(2)-「金」への執着
(3)-「居場所」作り
(4)-真綿の支配

母親という「ザ・ワールド(世界)」


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こういうヤツもいます

苦節3年
やっと、やっと、実家から年賀状が来なくなりました。
夫・私・息子の連名の宛名で届いていたものが、連絡を絶った次の年には夫+ご一同様になり、母の身内の不幸を機会に、こちらからの年賀状をやめたら夫宛になり、今年はついに。
両親の身内からも、ほとんど全てからの年賀状を見ることはありませんでした。

怖がる自分をねじ伏せ、震えながらここまできました。
昨年の今頃、母の実家から電話を受けたことを思い出します。
呆けた母が父に絡んで、ケンカばかりしているという話を聞かされました。「可哀想でねぇ」と叔母(母の弟の奥様)が言いますが、そんなことは昨日今日始まったことではないのです。「私にできることはもうないので、可哀想と思われるのなら、ボランティアとしてできる範囲で話を聞いてやったらいかがですか。それ以上は誰の仕事でもないので」と答えたのでした。
両親が手配した「人相書き」に加えて、この返事が、ほぼ全身内に伝わったのではないかと思っています。

実のところ、夫の職場にまで電話をして自分たちの事を訴えていた二人は、とても呆けているとは思えなかったそうです。

「恥さらしで、馬鹿な娘を身内に置いておくわけにはゆかないから、切ってやった」そう思ってくれていたら、本当に頑張った甲斐があったというものです。
これでようやく、自分自身と向き合う準備ができました。
これからは、長い間見捨ててきた心の中の小さな私と、真剣に格闘することができるのです。
私自身の事、夫の事、子供の事、そして、私の家族の関係に正面から向き合う準備が整ったのです。



 

bluevelvet様

コメント、本当に有難うございました。あの正月からはや二週間が過ぎようとしていますが、10日近く、以前にも増してモラ母の私への《報復》が強まりました。体の芯からくたびれました。

他人から見たらお笑い草の不幸話ですが、ハラスメントを数十年浴び続けた人の精神的ダメージの大きさは、中尾先生を始め、このブログをご覧になっている方々には想像がつくことと思います。

今朝、モラ母が私に言ったセリフが絶望的に笑えます。「あなたを妊娠中、早くまともな家を持ちたくて、時々食事を抜いても貯金したものよ」「笑う門には福来たる!そんな暗い顔をしていたんじゃ、こっちまで暗い気分になるわ」

…そうですか、あんたのために笑えと仰るわけですね。あなたのご機嫌を損ねてしまった過去の飼い犬たちも、動物病院で安楽死の道を辿ってしまったわけなんですね…

書き込みをすることで自己満足してしまわないよう、自制しています。
ただ、外からは決して見えない、こんなケースもある…そのことだけを分かって欲しくて時々書き込みをさせて頂いています。ウザい内容ばかりですみません。

 

モラ母の娘さん、大丈夫ですか?

よくぞ、よくぞ耐えましたね。

私も同様の経験の持ち主なので、お気持ちを察すると泣けてまいります。

一緒にいなければならないご事情がおありなのでしょうが、
1日でも、一瞬でも早く、
まずは物理的に離脱できますように。
心の底から、同輩としてお祈りしております。
貴方は間違っていない。
貴方は悪くない。
貴方は貴方のままで、素晴らしい。
応援している人が、こちらにたくさん居ますよ!




 

事件は家庭で起きている?

元旦に届く年賀状は楽しみでもあるが、今年の分の枚数の少なさがモラ母の罵倒の種となった。「世間から相手にされていない証拠だよ」「あんたが人から嫌われているってことがよく分かるよ」

あぁ、正月って嫌だ。年賀状を届けに来る郵便局のバイクの音さえも恐怖になってくる。

元旦の昼ごろから始まったいつもの罵倒・暴言の嵐を耐えて3日間。正月三が日は耐え抜いて、ついに携帯の電源を切り、モラ母へは一言も予定を告げずに、ただ本能的に家を脱出…なじみの親戚の家へ電車で2時間かけて逃げ込んだ。

久し振りに訪れた親戚宅で世間話や人生相談などに明け暮れて時間を過ごし、翌朝その家を出た途端、奇妙な3人連れと家の前で目が合った。背の高い目つきの鋭い男二人にいかにも地域の民生委員といった感じのおばちゃんがなんだか人待ち顔に立っているが、こちらをジロジロ、ジロジロと執拗に見つめてくる。振り返ってもまだ3人で私を見つめている。

私はいたって平凡な外見なのに何故だろうと不安が渦を巻いたが、ふとピンときた。
いい年をしてプチ家出をした私も私だが、モラ母はなんとすぐに警察に家出人の捜索を依頼したと、親戚宅に電話をかけてきたからだ。親戚はモラ母の探りをかわしてくれた。

単なる被害妄想かもしれない。しかし私の立ち寄り先の心当たりを、もしかして警察に告げたかもしれない…まあ他人から見たら馬鹿みたいに体がこわばった。

帰宅した翌日は暴言と泣き落としの嵐。「ふざけんじゃないわよ! あんたがクズだって親戚の笑い物になってるわよ」「携帯には30回も電話をかけた。物騒な世の中なんだから心配したじゃない!」と、ほぼ3分おきに怒鳴り、ついでに高齢の父になぐりかかった。

(違うよ、あんたがいるこの家庭こそが"事件の現場"だよ。本当に物騒なのはあんただよ)と、私は心中密かにつぶやいた。果たして本当の加害者が誰なのか…家出人の通報を受けて対応してくれた警察官は夢にも思わなかっただろう。

 
    
 
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