モラ母からの離脱
帰宅してすぐに電話。
明日「決行」するという。
母親からの強烈なハラスメントに遭っている方。
(こういう方は実に多い)
子どもを自律させず、いつまでも支配しようとする母親がいる。
親に受け止めてほしい子どもは、自律と共依存の葛藤の中で莫大なエネルギーを浪費しつつ苦悩する。
しかし、今闘っている相手は母親ではなく、ストローク飢餓にある「餓鬼」だ。
そこに、「愛」や「情」の世界はない。
ただただ、飢えを満たしたいという欲望だけが存在する。
その飢えは永遠に満たされることはない。
そのため、家族を支配し続けることが人生そのものになってしまう。
離脱しなければ、スケープゴートになり続けるだけだ。
そこにいる限り、人としての人生を歩くことはできない。
もうお母さんのお守りは十分だ。
あなたは最大限の努力をされてきた。
お釣りが来てあまりある。
もうご自身の人生を歩んでほしい。
いろいろな出来事が、その時々の思いが、今ここへと導いた。
その中で、連鎖を断つ決意もされてきた。
そして、もう一度サイン(現象)の意味を確認してほしい。
「生きろ!」というメッセージがハッキリと聞こえてくるはずだ。
明日は、臆せず堂々と出て行くといい。
その姿が、決別と始まりの決意表明だ。
力強い、意志のこもった声を聴いた。
きっと大丈夫!
その異世界から無事離脱されんことを、心からお祈りしています。
【追記:参考】
「餓鬼人間」
(1)-存在承認に飢えた鬼
(2)-「金」への執着
(3)-「居場所」作り
(4)-真綿の支配
母親という「ザ・ワールド(世界)」
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