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マズローの欲求5段階説

2007/09/23(Sun) Category : 心理学
「マズローの法則」ともいわれる「欲求5段階説(欲求階層説)」というのがある。
人は基本的な欲求が満たされて初めて、その次の高次な欲求が現れるという説だ。

マズローは、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮設した自己実現理論によって、次の5つの欲求を想定した。
Physiological>Safety>Love>Esteem>Self-actualization

Maslow's theory

日本語では、次のようになる。
●生理>安全>愛情>承認>自己実現

そして欲求を2種類に分けた。
●欠乏欲求:生理>安全>愛情>承認
●成長欲求:自己実現




さらに私は欠乏欲求を2つに区分している。
●身体的保障欲求(体の欲求):生理>安全
●心理的保障欲求(心の欲求):愛情>承認

例えば戦時中は食糧不足、男女交際厳禁、危険でおちおち眠れない―という具合に、食欲・性欲・睡眠欲という三大欲さえも満たされない。たとえば、北朝鮮のようにひもじければ、危険を冒してでも飢えを満たそうとするだろう。そして、飢えが満たされると身の安全(平和)を希求する。

身の安全が守られて初めて、愛されたい(愛情欲求)、誰かに認められたい(承認欲求)という欲求が出てきて、それが満たされてようやく、自分が人のために何ができるのか、という自己実現欲求にいたる。

つまり、
生理・安全は、生命の保護に関する本能的欲求。
愛情・承認は、自我や個性の保護、承認(人から認められたい)に関する本能的欲求。

体も心も安全で、あるがままの自分が認められた状態に於いて初めて、人は人のために行動できる余裕を持つということだ。





自己実現にいたるまでに遠い道のりがあるように思えるが、実は欠乏欲求のすべては親が与えることができる。というか、親しか与えられない-このことをよく知っておいてほしい。

親が家庭(衣食住)を守り、
子をおんぶし(信頼関係)、
抱きしめ(自分の大切さ、命の大切さ)、
子の気持ちを受け止めて(存在承認)
育てれば、

子は、生まれた直後から自己実現に向けてスタートできる。

つまり、人にはすべてが最初から与えられているのだ。
そして、人が人のために行動できるようにできているのだ。

親がそのように機能できる社会こそが、優れた社会だろう。
そこには共生の「文化」が根付いているはずだ。





逆に、親子のふれあい(スキンシップもマッスルシップ)もなく、気持ちも受け止めてもらえずに育てば(受け止められ体験がなければ)、飢餓と不安に陥る。
「愛情飢餓」(ストローク飢餓)
「存在不安」

いずれもこのブログではおなじみだ。そして、人はこれらの欠乏欲求を満たすための「文明」を創り上げる。ストローク(人として認める働きかけ)を得るために会社や宗教などの団体に所属したり、その中で自己実現に向かおうとしたり…飢餓と不安が欠乏欲求の文明を生んでいる(こう見ると、文明とは貧しいものだ…)。

しかし、それが自分の飢餓と不安を埋めようとするものである限り、それは人を道具にする行為である。
結局、本当の意味での自己実現に向けてスタートすることはできない。というか、これまでにも書いているとおり、自分の人生を歩くことはできない。

できるとすれば、親との和解ができたとき(現実でなくてもよい)、もしくは親への思いを手放したとき。さらに突き抜ければ、煩悩からの解放、解脱へと向かうのだろう。

このあたりが、マズローの欲求段階説の解釈で他と違うところだろうと思う。
しかし、これが様々な家族を見てきた私の“実感”である。



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Comment

 

なんでも知ることって大切だなって思いました。

母親はよくこっちが泣くと同じように連鎖して泣いてました。共感しているのではなくて、投影してるのだったのですね。共感能力のある親だと、笑顔で、悲しい気持ちを受け止めてくれていたでしょう。
励ましてくれたのかもしれないですね。

子供が泣いているときに、自分が笑顔で接してあげれるのはまさしく、子供と距離をとれている自律した態度だということも、知ることでわかってきました。心理学やこのブログで知ることで、自分の母親は子供のためにしたことなど一つもなかったと悲しい事実にぶち当たりました。

このマズローの欲求階層はおもしろいですね。
結構これはあたってるんじゃないのかと思います。(上から目線です。笑)
この階層が正しいのであれば、まだ日本は恵まれてるのかもしれないですね。安全も脅かされる国で自己実現どころではない国もたくさんあります。

それを考えれば、自分の境遇は乗り越えるべき課題のような気がしてきます。

 
    
 
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