プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

嘱託殺人-自殺願望の女性を契約殺害

2007/10/11(Thu) Category : 社会事件簿
「自殺願望の女性殺害」-今朝の朝日新聞朝刊一面に衝撃の文字。

【朝日2007年10月11日03時00分】
【読売2007年10月11日15時10分】

おりしも、自殺はするな「生きてください」というメッセージをブログで発信していた最中(*最下欄参照)だっただけに、何とも言えぬ思いが走る。


記事によると-

千葉県市原市五井に妻と小学3年の長女の3人で住む電気工斉藤一成(33)という男が、川崎市高津区向ケ丘のマンション派遣社員西沢さやかさん(21)を20万円で殺した。
600万円ほどの借金があった上に「遊ぶ金」がほしかった斉藤は、携帯電話に掲示板(自殺サイト)を開設し、ハルシオンやサイレースなどの睡眠導入剤や、ハルシオンなどを栄養ドリンクに混ぜた液体を小瓶に入れて「死ねる薬」と名付けて販売するほか、「デスパ」という名前で「合法、違法を問わずどんな仕事でも請負います。復讐(ふくしゅう)、薬、自殺幇助(ほうじょ)etc,何でも致します」と勧誘。

アクセスしてきた西沢さんと20万円で契約し、4月12日深夜、西沢さんの部屋で睡眠導入剤を20~30錠飲ませた後、西沢さんの顔にポリ袋をかぶせて窒息させ殺害した。





斉藤君、
あなたは「命」を与えられてこの世に生まれた。
命を与えたのは、やがて死にゆくあなたの親だ。
生命はこうして、命を与えあって営みを続けている。

その営みの中で、自分を取り巻く親を含めた環境の中で、いろいろな思いを宿すことだろう。そして、純真無垢だった赤ちゃんも、自己防衛、自己正当化のためのいろいろな思想を身につけ汚されていく。
しかし、その過酷な「運命」を乗り越えて、身にまとった鎧を脱ぎ捨て、命の輝きを取り戻すことが「宿命」なのだ。

当事者は、誰しも運命に翻弄されて我を失っている。
まして、心が育たないスピードで、社会システムに操り人形のように動かされている現代日本では、我を失っていくこ人が多い。

我を失い、
その失って空洞になった我を埋めようとして、
目の前の欲に振り回され、
借金を重ね、
それでも埋まることのない空洞は暴走を続けていく…

もはや与えることのできない
ただ奪うだけの餓鬼

あなたもいつしか自分の心に棲む餓鬼に自分が支配されてしまった。

『真っ暗な駐車場に止めた車の中で、携帯電話を1時間以上も操作している姿』は、もはや餓鬼に飲み込まれている姿だ。
携帯電話を操作しているのは、あなたの中でいつしか大きく育ってしまった餓鬼だった。あなたは自分を乗っ取られたのだ。





斉藤君、
あなたは親に抱きしめてもらったことがないのだろう。

人は抱きしめてもらって初めて「あぁ、自分は大事なんだ」と“実感”する。
自分は大事なんだと実感するから、「命の大切さ」が初めて分かる。
自分の命の大切さが分かって初めて人の命も大切なんだと分かる。

親に求められなかったのなら、
妻とわが子に求めればよかったのだ。

妻に抱きしめてもらえ-自分の大切さが分かるだろう。
子に抱きしめてもらえ-親よりも深い子の愛情が伝わってくるだろう。

しかし…
餓鬼に支配されてしまったその手は、
人を抱きしめることに向かわなかった。
人の命を奪うことに向かってしまった。





どんな運命が襲ってこようとも、
パンドラの箱の底には「希望」が残っている。

私の所には、自分でもどうしようもないほどの妬み、恨み、呪い、復讐、殺意の感情にあえいでいる人も来る。あなたのような闇の請負人に頼もうとした人もいた。

しかし、それでは救われないのだ。
あなたと同様、いずれ地獄に堕ちていく。

なぜなら、相手の問題を自分が引き受けるということ自体、相手の成長のチャンスを奪うことになるからだ。あなたは、相手の成長を奪い、希望の光をつみ取っている。
だから、地獄に落ちる。


危機にある人ほど自律できるチャンスにある。
なぜなら、危機とは、神との出逢いの時


その人の孤独な闘いを見守り、受け止め続けること
そうすれば、やがて、3年~7年の間に脱出していく

自殺サイトの運営者達も、このことをよく理解してほしい。





人がなすべきことは
Doing(働きかけること)ではない
Being(存在すること)である

ただ側にいて気持ちを受け止め見守ってやること
それがなすべきことなのだ。

人は 「human being」である。





【参考】

「死にたい」と思っていた人との往復書簡
(1)-(問1)自殺はダメなことなのか?
(2)-(答1)生きる意味
(3)-(問2)宿命とは何か?
(4)-(答2)宿命とは自律への意志と連鎖との闘い



関連記事
 
Comment1  |  Trackback0
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
 

Comment

 

斉藤君が

この記事を読むことができますように。

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
ブログ内検索
 
Google

Web このブログ
 
会場でお会いしましょう(^^)
風化させまいカレンダー
 
 
著作
記事・インタビュー他
わが子を守るために
写真/動画集はこちら↓
 
アルバム(flickr)
アルバム(フォト蔵)
YouTube

・写真はアルバムページに飛ぶようにしてあります。
 
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
↓このパーツを設置すると14本の苗木を植えられます
QRコード
 
QRコード