「自分の命を返してください」-薬害肝炎被害者 最後のお願い
2007/11/09(Fri) Category : 社会事件簿
「今私は大切な時間の中にいます」
「自分の健康と命をまず返してほしいです
返してください」
「6月の太陽の下で
花畑で寝転がったり走り回ったりしたいです
子どもたちや親しい人たちと
笑い転げていたいのです
そんな状況を私に戻してください」
「製薬会社の人達は自分たちのしてきたことを認めてください」
「(国は)人の健康と命の重さを認めてください」
「私はこんな風になりたくなかった」
貴重な貴重な時間を使って録画された絞り出すような命のメッセージ
その一言一言が響いてきた
汚染された血液製剤フィブリノゲンでC型肝炎を発症し、亡くなった方の生前のビデオ
夕方のニュースで見て、怒りと涙がこみ上げてきた。
その方は、次男を出産したとき、血液製剤を投与された。
その方が亡くなったとき、次男は自分の腕を岩に何度も何度もたたきつけたという。
「自分が生まれてきたからだ」
次男は自分を責め続けているという
涙があふれた
1969年から1994年までに手術したり出産したりした方の中で止血剤として血液製剤を投与された人の中にC型肝炎になった人達が200万人もいる。
亡くなられた方は、「東京原告13番」
厚労省の地下倉庫に隠蔽されていた418人の被害者リストの中に、その名があったそうだ。
その撮影の模様が下記にある。
http://lawyer-koga.cocolog-nifty.com/fukuoka/2005/08/post_a943.html
肝ガンになってしまった母のために「いつか絶対に私の肝臓を移植するんだ」と、強く決意された娘さんも、手記を寄せられている。
http://kanenrelay.exblog.jp/4985726/
厚生省と官僚は下記の声に信頼をもって応えて欲しい。
http://kanenrelay.exblog.jp/6492758/
それから、ご次男の方-
あなたに罪はない
生き抜くことが親の望みだ
【ご参考】
■薬害肝炎訴訟全国弁護団
■薬害肝炎訴訟 リレーブログ B型・C型肝炎患者の早期全面救済を!
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