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覚醒剤は死に至る薬

2007/11/20(Tue) Category : 世相・社会
女優三田佳子(66)の二男、高橋祐也容疑者(27)が覚醒剤で逮捕された。3度目である。
昨年、ドリカムの元メンバー西川隆宏容疑者(41)が逮捕され、つい最近も「光GENJI」のメンバーで俳優の赤坂晃容疑者(34)が逮捕されたばかりだ。

覚醒剤については、戦後混乱期~S32年が第1次乱用期、核家族及び中学生の不登校が増え始めるS45~S56年に東京深川で覚せい剤乱用者が陰惨な通り魔殺人事件を起こす時期が第2次、そしてH7~現在が第3次乱用期にあるという。
H4年以前は40歳前後の逮捕者が多かったのが、第3次期は平均年齢30歳、さらに小中学生にまで及び始めている。
http://www.o-clinic.com/anti-drug/essay/kariyama1.htm

第2次は暴力団の資金源だったが、第3次は外国人やインターネット、携帯電話も絡んで販路が増え市場も拡大し、「市場経済」の常で価格が下がって拡大が続くという悪循環になっている。


さらに、向精神薬「リタリン」なども、覚醒効果があるということで売買されている。
http://www.j-cast.com/2007/09/21011580.html

上記の記事によると、新宿区の診療所「東京クリニック」は、リタリン処方を「乱発」し、「まるで覚せい剤を販売しているようだ」と批判が寄せられ、ネット上でも「簡単に処方が出る」と「人気」の診療所だったらしい。
mixi(ミクシィ)にもリタリンの売買・譲渡を促す内容のコミュニティがあり、熊本県警に逮捕される事件が起こっているようだ。
発売元のノバルティスファーマによると、海外でもリタリンは使用されているが、うつ病治療として使用されているのは日本だけとのこと。





いろいろと記事を読むと、こんなにも覚醒剤に対する敷居が低くなっているのかと驚く。
その背景に、空虚な心が広がっていることを実感する。

自分がいない、生きているのか死んでいるのかわからない空虚、
自分の目を覚ましたい-そういう飢えた心が求めるものが、その名も覚醒剤なのかもしれない。

しかし、実際は目を覚ますのとは逆の方向に暴走する。
やがて、幻覚や幻聴につきまとわれるようになる。

覚醒剤に手を出す心理の背景には、自分が空虚になっているつらい現実があると思う。
が、薬を使って現実から逃げようとすると、薬なしではいられない体になる。その怖さを知って欲しい。



昼のテレビで、薬物依存症者の更生を目指すダルクという施設の人のインタビューを見た。
DARC(ダルク)とは、Drug(ドラッグ)のD、Addiction(アディクション=嗜癖、病的依存)のA、Rehabilitation (リハビリテーション)のR、Center (センター)のCを組み合わせた造語らしい。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/i-darc/
「ダルク」で検索すると、各地に「○○ダルク」という施設があるようだ。


テレビのインタビューに出た施設長自身が、かつての薬物依存症者であった。

スタッフの方も、「お前を殺して私も死ぬ」と親から3度刺されそうになったそうだ。それでも、覚醒剤は好きだと言い切る。毎日、「いつか飲んでやろう。しかし、今日1日我慢しよう」を積み重ねてここまで生きてきたと言う。

入所している青年。あらゆるものを手放して覚醒剤に変え、全てを失い、最後は感情までも失い、それでも薬だけが欲しかったと言う。

生活保護費を受け取ったその足で覚醒剤を購入する人間もいるくらいだ(↓下の記事)。中毒とはそういうものなのだ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071018/crm0710181336016-n1.htm





全てを失い、体もボロボロになり、さらに自分(の感情)まで失って、薬の虜になっていく。
治癒という概念はない。
一生涯、「今日1日我慢」を積み重ねて生き続けることが、唯一の自分を救う道だ。

自分自身と一生闘い続けることが、自分を救う道
-それが、どんなに過酷なことかがわかるだろう。

ダルクによれば、社会復帰できる人は3割。
残る7割は、施設に居続けるか、再度薬におぼれるか、死ぬか、であるという。つまり…7割の人は豊かなはずの自分の人生を生きられないままに死んでいくと言うことだ。


全ての人は、自分自身と闘わなくては本当の自分の人生に到達できない。
自分と闘うのがつらいから、何らかの依存へと逃げる。
しかし、それは依存症となり、結局は自分と闘わなくてはならない。


つまり…
人生、自分との闘いから逃れることができないようになっているのだ。

ならば、
つらいけれど、
自分の過去を振り返って、自分を見つめ直そう。



<続く>

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水中毒

私もニコチン依存症です

 

リタリンは、、

リタリンのことを覚せい剤という人もいるようですが、厳密に覚せい剤ではないです。保健所でも確認済みです。
恐らく覚せい剤というのは何らかの意図(悪気)が有るのだと思います。
ナルコレプシーの眠気を軽減させる治療にも使ったりするので悪気で言っているのでなければ完全に勘違いだと思います。
覚せい剤とは禁止薬物のことですよ。
リタリンは中枢神経刺激薬で第一種向精神薬として認定されている薬。

 

はじめまして

俗名、シャブ。人をしゃぶりつくす。恐ろしいものであったのが安易に手に入り、一度経験すると、止められなくなる。止めようと誓っても、精神依存に陥り、脳細胞も萎縮。二度と再生されず認知症レベルの状態。止めたとしても何かのきっかけでフラッシュバック、幻聴、幻視、難治うつ病などの後遺症。社会復帰するには、自分自身の克服したいという強い気持ちと周りの強いサポートも必要です。それがなかなか難しいから、無惨な死しかない。周りは苦しいけど意思以上に脳が欲しがるから、どうしようもない。いきはよいよい、かえりはこわい。かえれなくなる。
絶対、ダメ!
失礼しましたm(._.)m

 

タバコだって、あれだけ依存になると大変なんだから、覚せい剤なんて一度手を出したら、本当に大変なんだろうなぁぁと思いました。

これも、自分と向き合う事の逃げの手段なんですよね??
タバコでさえ、嫌な気持ちが吸った時の満足感で一瞬かき消されたような感覚に陥るから辞めれない。
覚醒剤はもっと、満足感が大きいんでしょうね。きっと・・・代償が大きすぎますけど(TT)

 
    
 
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