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温暖化対策は米国型資本主義経済の転換の問題

2007/12/26(Wed) Category : 環境
【年末振り返りシリーズ/気になったことメモ③】

■『証言でたどる同時代史』(070929朝日/辻陽明)より--------
京都議定書 議長国日本のお粗末さがルポされていた。

97年当時-温室効果ガス削減目標
・EU=15%
・日本:通産省=2.5% vs 環境庁=5%(形だけ) 
・米国=0%(←産業界の抵抗が強いから)
 ↓
落としどころは2~3%というのが日本の読み
 ↓
しかし…ゴア(米副大統領)登場!→米国が5%提案。
 ↓
2.5%以上の削減手段を持っていなかった日本は右往左往→苦肉の策として「森林吸収」(?)
 ↓
最終的に
・EU=8%
・米国=7%
・日本=6% 



『日本政府が温暖化に立ち向かう覚悟と戦略を持たずに右往左往する』ドタバタぶりは、97年12月11日の決議当日、世界に対して暴露された。

徹夜の交渉の末にまとまった朝9時前、『環境庁長官の大木浩は温暖化防止京都会議の議長を突然「辞任」し、車で京都駅に向かった』のである。あぜんとする各国代表。
理由は、『(内閣)不信任案の採決には全閣僚が出席するという国会の慣例』である(?!)。『首相の橋本龍太郎から前夜、指示されていた』。

NGO「気候フォーラム」の浅岡美恵は、『旧知の民主党衆院議員に「地球のため、大臣を止めて」と伝え、国会対策の担当者に動いてもら』い、環境庁官房長の岡田康彦が再調整。ようやく『与野党と官邸の了解を』とって大臣に電話。『「国会はいいです。会議場に戻ってください」と告げた』。

上はわかっていないのはいつものこと。
常に、現場責任者が上を動かす。浅岡氏、岡田氏はよく頑張ったと思う(拍手)。
踏ん張れるのは現場しかない。





米国のシンクタンク世界資源研究所(WRI)日本担当の黒坂三和子氏の話。

『この気候変動対策は産業革命以降の経済構造の転換の問題だという認識が日本では弱いと感じた。気候変動は石油に依存する米国型資本主義経済をどう転換するかという挑戦だ。このすごさと怖さはなかなか把握できないかもしれない』


巡る因果:カトリーナと14号」で、
『地球を追い詰める現代文明。
その現代文明の本家アメリカを襲うカトリーナ。
自然からの復讐というよりも、自分のやったことが自分に返ってくる因果を見る思いがする』と書いた。
そして前回書いたように、まさにカトリーナが米国の向かうべき道を変えようとしている。


米国のシンクタンクがそういっていると言うことは、米国はこれまでの自らを脱皮しようともがいていると言うことである。旧時代の権力との軋轢は相当のものがあろう。しかし、環境問題への取り組みは確実に本格化するだろう。

黒坂氏は言う。
『日本にはどんな覚悟があるのか』

氏は、日本の『伝統的な知恵』を生かせと述べている。


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ヨーロッパに甘すぎで、日米に厳し過ぎ。

日本が過去に行って来た、エネルギー効率の向上による炭酸ガス排出量の削減や森林維持を全く評価しないで、ヨーロッパは限界迄使っていた古い工場をエネルギー効率のよい新工場に建て替えるだけ。
過去の貢献を全く評価しないようにしたから、植林実績を稼ぐために規制開始前に既存森林の伐採迄してる。最初からそのつもりだったのではないかと思う。

やろうとした事は、生産量当たりの温暖化ガス排出量が一番少ない日本の工場を止めて、生産量当たりの温暖化ガス排出量がより多い安く作れる工場を世界中に作るようにすること。つまり温暖化総ガス排出量を増大させること。
ヨーロッパは温暖化ガス排出量なんてどうでもいいと思ってる。
古くなった工場を建て替える時期なんで、建て替えれば温暖化ガス排出量が減る。それを利用して金儲けを考えたら日本が引っ掛かって米は怒った。
本気でガス排出量の抑制に取り組む気なら、先進国中で森林面積の割合が最も多い国、スウェーデンかな、を選んで基準にし、森林面積の割合が基準に満たない国にはペナルティー。
業種ごとに生産量当たりの温暖化ガス排出量が最も少ない工場を選んで基準にし、生産量当たりのガス排出量が基準より多い工場にペナルティー。先進国資本の工場であれば、何処の国の工場でも基準に満たないのはペナルティー。
そんなことする気は最初から全くなかった訳で、
外務省と小泉政権がやったことは国と地球に対する裏切り。

 

 辻陽明氏を偲んで

 中尾英司様

 はじめまして。 辻陽明氏を偲んで、と題して彼の書かれた記事を紹介しておりますこともあり、検索しておりましたところ、こちらで、この記事を紹介してくださっていることを知り、御礼を申し上げたくて書いております。
 温暖化防止の政策や議論がおかしな方向に進みつつある現在、今、私に何ができるのか、考えいるところです。
  ブログで、”排出量取引制度”のおかしさを普通の市民の声を紹介し始めております。
   厳しい暑さが続きます。ご自愛くださいますように、。
        黒坂三和子
 

 
    
 
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