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二重派遣を摘発したのは派遣女性

2008/01/08(Tue) Category : 世相・社会
佐川子会社で物流大手の佐川グローバルロジスティクス(SGL)は、物流コスト(人件費)を下げるため「日雇い派遣」を利用している。季節による物流量の変動にあわせるため正社員を雇わず、派遣で対応しているわけだ。

SGLはグッドウイルから派遣を受け入れ、大手通販会社の倉庫に送り込み、仕分け、箱詰め作業をさせていた。
グッドウイルはSGLに指摘したといい、SGLはグッドウイルも知っていながら黙認したといい、罪のなすり合いをしているようだが、厚労省は調査の上、両者に行政処分を課す予定。

http://www.asahi.com/job/news/TKY200801060156.html


企業を行政処分に至らせたのは、20代の女性。
「なにかおかしい」と思い、
ネットで調べて「二重派遣」という言葉を知り、
労働局に給与明細(証拠)とともに実情を話し、
労働局が企業に立ち入り調査し、処分につながる証拠を得た。

女性は言う。
『事実は現場で働いていた私たちが一番よく知っている。おかしいことはちゃんと言わないと、いつまでも企業は変わらない』

【20080107朝日社会面より】


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拍手を送りたい。
現場が声を上げていかなければ、何も変わっていかない。

本当ならば、社員に動いてほしいところだ。
私も、今で言う「内部告発」をするときは自分の首をかけた。
(詳細は、「あきらめの壁をぶち破った人々」参照)

本来なら、社員一人一人がそこまでの責任と覚悟を持って働くべきだ。
自分と会社が対等な立場で話をしていかないから、会社がどんどんのさばっていく。今や働き過ぎはワークライフバランスを侵して病理現象にまで達している。

私の所にもパワハラの相談があるが、パワハラに遭う中で行動しようとする女性もいる(無理はしないでね)。

深く病に冒されてしまった企業を変えていくことが出来るのは、
もしかすると、社員ではなく派遣
そして、男性ではなく女性なのかもしれない

…と、ふと思った。


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