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「自分への弔辞」を書く

2008/01/23(Wed) Category : 人生・世代
Sへの弔辞を書いた翌年1999年の1月17日、私は「自分への弔辞」を書いた。
これは、あの岡野先生の研修でのことである。

「自分への弔辞」を書くこと=「死」という人生のゴールに立って、自分を振り返ってみることだ。

「死」という事実の前では、虚飾なしに「自分にとって何が幸せか」が見えてくる。
まだ先があるなどと思っているから、現実に合わせて生きながらえるために、気持ちを抑え、ごまかし、あれやこれや考え、妥協し、人生を楽しまずに生きていることも多いだろう。

しかし、自分が今当に死に臨んでいると考えると、世俗にまみれた夾雑物は雲散霧消して、自分が何を求めているのかを虚心に見ることが出来る。

どういう死に様を思い描くか。
そこが、自分の人生のゴールである。

そのゴールに至るまでの全てのことは、そのゴールに至るための経過(プロセス)に過ぎない。そして、人生とは、そのゴールに至るまでのプロセスそのものである。

つまり、どのゴールを目指すかでプロセスは変わる。
「死に様」が「生き様」を決めるのである。


だから、自分がどのように死にたいのかを思い描けば、自ずと生き方が変わってくる。






もう一つ、効用がある。
それは、これまで自分が無意識に縛られてきた「人生脚本」を書き換えるチャンスであるということだ。

「人生脚本」とは、「自分はこういうタイプでこういう風に生きていくのだろう、と漠然と思い描いている自分の人生のシナリオ」のことだ。生まれて以降10年ほどの体験を基に自分の中に培われてくる。

これは一種の環境適応機能といってもよいだろう。自分を取り巻く10年間の環境体験の中で自分のポジションや生きる方法を決めていくわけだ。自分を取り巻く環境-自然環境、時代環境、社会環境、地域環境、家族環境などの中で、最も子供に影響を与えるのは家族環境である。

現代は、その家族環境が極端に悪化している。
上記に挙げたように、家族は自然>時代>社会>地域などに包まれ、守られ、支えられているのが生物の本質だ。ところが、砂取り合戦の砂山のように、家族を支える豊かな環境はどんどんどんどん削り取られていった。

自然環境は地球的に悪化し、時代環境は実態のないマネーに踊らされ、社会環境は監獄のように窮屈になり、地域環境は崩壊している…そして、家族環境は大黒柱がいなくなり、もはや中央にかすかに残った家族という砂山も半分壊れている。中央に立っていたはずの「進歩」という人類の旗は、既に地に落ちている(絶望?…ではない。落ちたことを認識しなければ、スタートできないからね)。

このような環境の中で、今やほとんどの人がどこかゆがめられた人生脚本を持ち、苦しみながら生きざるをえなくなっている。この人生脚本に気づくためには自分の棚卸しをするのが一番なのだが、今後どこに向かうかを考えるときに、自分が死ぬ地点から現在を振り返るというのも効果があるだろう。

そういう意味で、「自分への弔辞」を書くことは次のような効果があると思う。
1、人生を自分の手に取り戻す
2、決断への第一歩
3、自分や家族の発達課題に備える





私にとっての弔辞は、いわば誓い=決意表明だった。
私は、「Sへの弔辞」で後半生へスタートすることを決意表明し、その1年後に書いた「自分への弔辞」で向かうべきゴールを確認したと言えるかもしれない。

とは言っても、将来のことが見えるわけではないから、どのように生きるのかという漠然とした方向だけれど。それは、自分が知らない間に持っている人生脚本も同じこと。漠然とでいい。自分が向かうべき方向へ顔を向けると、そちらに向かって人は歩き始める。


ところで…
「自分への弔辞」を書く際に注意することが一つだけある。
「事故死」などの類は絶対に書かないこと。そのシナリオが現実化した例を岡野先生が話してくださった。
自分を粗末に扱わないでほしい。




自分が友人代表として自分の棺の前に立っている。
そして、友人代表である自分が、幸せな生を終えた自分に賛辞を贈る。

そういう場面を思い浮かべながら、自分が贈られたいと思う「賛辞」を書いてください。





あなたの人生に 幸あれ!







【ご参考】

交流分析の師-岡野先生ご逝去

岡野嘉宏先生が教えてくれたもの


*明日、「自分への弔辞」を掲載します。




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