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「いじめ」って何?(1)-感情吐き出しのバケツリレー

2008/01/26(Sat) Category : 学校・教育・いじめ
神明中学校で50分の公開講座をさせていただきました。
校長先生やご来場いただいた教育委員の方といろいろお話ができてよかったです。

体育館で先生も全校生徒も全員が一緒に同じ話を聞く-この最大の効果は、知識のプラットフォームが揃って“共通語”ができること。みんなが知っているから、話題に出来るようになります。

今回は「心のコップ」。
折角だからこの機に乗じて「いじめ」の本質について解説しておきましょう。


まず、図をご覧ください。

いじめの連鎖


「押しつける親」が我が子にプレッシャーを与え、子供の「心のコップ」はストレス感情で一杯になる。
 ↓
その感情を「いじめ」という形で別な子に向かって吐き出す。
 ↓
いじめられた子は、溜まった嫌な思いを家に帰って親に受け止めてもらってスッキリする。

(*尚、単純化するために、いじめの背景に「押しつける親」を置きましたが、「受け止めない親」も背景にいます。子供に関知しないか、自分のことだけで一杯の親ですね。)



さて、図だけを見ていると何かに似ていませんか?

そう、バケツリレー。
始点(スタート)が「押しつける親」。
終点(ゴール)が「受け止める親」。
リレーするものは「吐き出したい嫌な感情」

その吐き出したい嫌な感情の本体の多くは、自分の親に対する、まぁ、いろいろな思いです。「怒り」なども、その代表選手でしょうね。

つまり、「押しつける親」からスタートした「吐き出したい嫌な感情」は、子供を経由して「受け止める親」に受け止めてもらって終わるのです。
結局、「押しつける親」は、自分の親に言えず受け止めてもらえない感情を、他人の「受け止める親」に受け止めてもらっているわけですね(--;)。

こうしてみると、問題は一目瞭然。
いじめは、子供の問題ではありません。
いじめは、いじめる子の後ろにいる親の心の問題なのです。





下図のように、家の枠をつけてみるとよりハッキリわかりますね。

いじめの根っこは家庭にある

いじめは、あたかも家の外の世界で起こっている子供同士の世界だけの出来事のように思えますが、その原因は家の中にあります。

実際、私の娘が小学校の頃にいじめにあったときも次のようなことがありました。
『ある子は、娘の母(つまり妻)が面白くてえらそうじゃないことがうらやましかったらしい。それがいじめにつながった。ある子は、親に自分と娘のことを比較された。それが嫌がらせにつながった』
成人式から戻った娘との会話~いじめについて






そして、この図からわかること。
Doingする親(Doing Parents)が子を追いつめ
Beingする親(Being Parents)が子を救うということ

そして、親が受け止めてくれれば、
子は何度でもフェニックスのように立ち上がる事が出来るということ

子は不死鳥
親はその不死鳥の巣なのです







【ご参考】
ゼロトレランスでいじめは救われない


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私学のバカな経営者に騙されるな!

いつまでも学校にいじめがなくならないのは、簡単に言うと、 教員間のいじめがなくならないから、 ということが原因の一つに挙げられるだろう。 とある私学の某中学高校では、進学校にもかかわらず、 生徒同士の陰湿ないじめが頻繁に起こっているが、その学校では ... ...

 
 
 

Comment

 

・・・当然ながらストレスがたまる。さらに親の期待に応えられないと感じる真面目な子ほど、そのストレスは大きなものとなる。
心理学の法則、すなわち「悪意は不健全な精神に宿る」という法則にあるように、「無力感」や「絶望感」で傷ついた心は「陰湿なイジメ」という形でストレスを発散するようになる。
これも自己防衛本能の一つであり、珍しいことではなかった。
ただ、昔は少数の子供だけの問題であったのが、現在は大多数の子供が抱える問題となってきており、昨今の教育現場を悩ます重大問題となっている。
いじめの本質は「無力感」や「絶望感」である。
怪我をしている場所と違うところに薬を塗っても怪我は治らないのと同じで、「無力感」や「絶望感」で傷ついた子どもを救い出すことが一番重要である。

 

スッキリしてよかった

「この輪がひろがるといいですね」-そうですね。ハナハナさんの仰るとおり、こういう認識が地域や学校で共有化されれば、自ずとのさばる親も減るでしょう。
認識を共有=常識を変えていくことが大切です。

 

う~む

『色んな意味で、「いよいよかぁ~」 』…思わず笑ってしまいますが、笑ってられませんね(--;)。

親がわが子を学校に送り出すのに、「心配」をする-今までこんな時代なかったよね。

少なくとも、学校自体が「監獄」でないことをお祈りします。

まぁ、親がはけ口になっていれば大丈夫!

 

スッキリ。

いじめについて、こんなにはっきり言ってくださった方は今までなかったんじゃあないんでしょうか。正解を。先日も知人の息子さんの入っておられる野球部で、いじめが発覚して、野球部全員坊主にさせられ、新聞にも、そのこととしばらく他校との試合禁止となった話でしたが、いじめの首謀者の親は教育関係者で、そ知らぬ顔で、そんなことが原因とは夢にも思われないようで、誰も手を付けられない風。ただ、こどもだけが、折檻されているようで。不幸が不幸を呼ぶようです。先生を呼ばれた学校は、えらいですね。どんどん、この輪がひろがるといいですね。はああ、久しぶりにスッキリ。

 

とても勉強になります。

中尾先生
毎回、とても勉強になります。
この講演、体験したかったなぁ~と思いました^^;)。

春から娘が小学校。
色んな意味で、「いよいよかぁ~」
と、覚悟を決めるのが、わたしも含め、最近の親世代かもしれません。

Being Parentsの志への一歩は、
自分自身、そして子や妻と向き合う毎日からだと思うのです:)。

それに「核」や「独り」では、限界もありますね。
だから、世代間や地域の繋がりなんだと感じ始めました。

覚悟は、対応の準備。
そのヒントと後押しになりました。

ありがとうございます。

 
    
 
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