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「短大生遺体切断事件」1.母親の人生脚本

2007/01/20(Sat) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【「短大生遺体切断事件」目次】

★1.家庭環境------------------------------------------------------

武藤夫妻(夫62、妻57)はともに日大歯学部出身の歯科医夫婦。
長男(23)は両親の出身校、日大歯学部の5年。
勇貴容疑者(21)は、中高一貫の日大豊山高校卒業後3浪中。
殺された亜澄さん(20)は短大に通っていました。

母親はかつて、日大歯学部出身の男性と婚約し結婚式まで挙げながら披露宴に新郎が現れず、成田離婚よりも早い披露宴離婚となったことがあります。『新婦のきつい性格に耐えられなくなり、式の当日、逃げ出したのだそうです』【週刊現代1/27号】

 
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「短大生遺体切断事件」2.監獄の子供たちの精神世界

2007/01/20(Sat) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【「短大生遺体切断事件」目次】

★3.監獄の中の存在不安と承認欲求----------------------------------

自らが道具として生きている母親は、自分では全く自覚がないままに「人」を「道具」にしてしまいます。気持ちを受け止めてもらえず、やるべきことを押しつけられ管理と監視の中に置かれるということは、「人間の尊厳」を踏みにじられることに他なりません。それは、同じように扱われる場所-そう、監獄を思い浮かべればよく分かると思います。

私は、家という監獄の中で生きることになった子供たちの、凄まじい精神世界を知っています。そこから類推すれば次のようになります。

 
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「短大生遺体切断事件」3.亜澄さんの生きた地獄

2007/01/20(Sat) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【「短大生遺体切断事件」目次】

★5.神(母)に認められた妹への嫉妬--------------------------------

『最初、長男は次男に辛く当たっていたそうですが、彼女が幼稚園に入ったころから関係が変わった。長男は亜澄ちゃんを攻撃するようになり、怒りの矛先から免れた次男は長男をバックに亜澄ちゃんをたたくようになった』(劇団仲間A氏)【週間ポスト1/26号-以下、A氏の証言は同紙より】

A氏の証言は、亜澄さんが幼稚園の頃から、兄たちに叩かれていたという事実と自覚があったことを示しています。親の手を離れ物心つく頃には、すでに地獄が口を開けて待っていたということです。

 
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「短大生遺体切断事件」 4.亜澄さんの夢

2007/01/20(Sat) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【「短大生遺体切断事件」目次】

★7.亜澄さんの脱出願望--------------------------------------------

親から見捨てられ、兄たちからサンドバッグのようにストレスのはけ口にされて生きてきた亜澄さんの精神世界はいかばかりか…。まともな精神状態では耐えられないくらいに追い詰められたでしょう。

『亜澄ちゃんは自分の高校時代を振り返って「馬鹿になりたくていろんなことをやった」と話したことがありました。』(劇団仲間A氏)【週間ポスト1/26号-以下、A氏の証言は同紙より】

そして、高校卒業前に家出をしますが、連れ戻されてしまいます。この経験によって、もう連れ戻されなくてすむ道を模索し始めます。


 
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「短大生遺体切断事件」 5.追い詰められた役割ロボット

2007/01/20(Sat) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【「短大生遺体切断事件」目次】

★9.勇貴容疑者のエピソード----------------------------------------

その亜澄さんを殺した一つ違いの次兄勇貴。週刊文春1/18号によると、次のようなエピソードがあります。

①『同学年と話すときでさえ「さん」づけ。人と距離を置いている』
②『喋り方にも抑揚がなくて、感情がこもっていないんです』(中高時代の同級生)
③『一度、友達にくだらないことでからかわれて本気になって殴りかかったことがありました』『遅刻や忘れ物をして先生にしかられた後、席に戻ってから小声でボソッと「死ね」って呟いたり。そういうときの目つきは本気でした。』
④『宿題もまったくやってこなかったし、遅刻も多くてやっと昼ごろに出てくることも珍しくなかった』(高2)
⑤『殺人の方法みたいな話をよくしていた』『「完全自殺マニュアル」もよく読んでいましたね』

 
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「短大生遺体切断事件」 6.事件の経緯

2007/01/20(Sat) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【「短大生遺体切断事件」目次】

★11.事件の経緯---------------------------------------------------

これまでの報道によると、事実経過は次の通りです。

年末の過ごし方について、母親と長男は30日に帰省し、亜澄さんは父親と31日に帰省。勇貴容疑者は予備校の合宿に参加するため居残りということになります。

母親と長男が帰省した後、30日午後3時から外出していた父親が帰宅する23時まで、亜澄さんと勇気容疑者は2人きりになりました。犯行は午後3時過ぎとされていますから、父親が外出してすぐに事件が起こったことになります。

 
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「短大生遺体切断事件」 7.母と娘

2007/01/21(Sun) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【「短大生遺体切断事件」目次】

★11.母親の舞台から降りた娘---------------------------------------

さて、次兄勇貴が亜澄さんをなぜ殺したのか、その考察に入る前に母親と亜澄さんの関係を振り返っておきましょう。殺人の理由に深く関わってくるからです。

勇貴容疑者が入試に落ちた年、高3の亜澄さんは卒業前に家出をしています。連れ戻されて翌年短大に入って後も、『お兄さんから殴られるから帰れない』とキャバクラの寮に住み込んでキャバクラでバイトをしたりします。そしてその年の12月には芸能事務所に入って芸能活動を開始しました…。

 
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「短大生遺体切断事件」8.勇貴と亜澄

2007/01/27(Sat) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【「短大生遺体切断事件」目次】

★13.自分を追い詰める敵となった妹---------------------------------

勇貴容疑者が高校時代までは、家庭内は亜澄さんというスケープゴート(いけにえ)の存在でかろうじて均衡(ホメオスタシス)を保っていました。

しかし、勇貴容疑者が入試に落ちたとき、恐らく両親は落胆したことでしょう。大学に入れなかったこと=親の考えるレールに乗れなかったことは、この武藤家の世界では見捨てられることを意味していました。

親の期待に添うためだけに日々を送り、そのため友人達の証言に見られるとおり高校時代から見捨てられ不安の中にいた勇貴容疑者にとって、入試に落ちたことは人間でなくなるくらいの潜在的恐怖をもたらしたことでしょう。そのストレス発散のために妹へのいじめが加速したとことは想像に難くありません。

 
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「短大生遺体切断事件」 9.夢を許されざる者

2007/01/28(Sun) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【「短大生遺体切断事件」目次】

★15.歯科医にあらずんば人にあらず---------------------------------

「パンドラの箱」で描いた「完璧な洗脳」。

そこで示したのは、親に人生を押しつけられる苦しさの中で修羅場となる子供たちの世界。私が見たその世界と全く同じ構図が、この事件にも見られると思うのです。

上記に見るとおり、親一人でも家族を支配できます。
親2人価値観が揃えば、子供に太刀打ちする術はありません。

「あなたの子どもを加害者にしないために」にも取り上げた「水戸市19歳、両親鉄アレイ殺害事件」(2004/11)は、親2人+同居の祖父も同じ価値観でした。この少年は、自分の前に立ちふさがる両親(ともに教師)を殺しました。

 
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「短大生遺体切断事件」 10.殺人の大義を得た勇貴

2007/01/29(Mon) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【「短大生遺体切断事件」目次】

★17.八方塞がりとなった亜澄---------------------------------------

『「一人前になりたい。家族に認められたい」ということも言っていた』(舞台関係者)【週間女性1/30号】亜澄さん。
家族カウンセリングをしていると、親からもらえなかった愛情を他人から評価を得ることで代償しようと働き過ぎになったり、頼まれ事を断れなかったりする人が多いことに気づきます。

亜澄さんもまた、武藤家の価値観以外の道で成功して、親に自分を認めてもらおうと思っていたようです。しかし、その切なる願いも挫折します。
12月に芸能事務所との契約が解除となったのです。八方塞がり…亜澄さんは、追い詰められたのではないかと思います。

 
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