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中尾英司

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パニック障害克服記(10)―孤独な闘い

2002/01/23(Wed) Category : パニック障害克服記
パニック障害とはこういうものか!

もっともっと症状のひどい人もいるらしいが、それでも、死ぬのではないかというこの恐怖―

これは経験しないとわからない。
説明できるものではない。
また、説明しても理解できるものではない。

経験するか否かでは、溝を飛び越えるか越えないかくらいの違いがある。
溝を越える経験をしなければ、いくら溝の向こうに行った者たちがその感じを話そうとも、決して理解はできないのだ。

僕は溝を越えた。
 
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パニック障害克服記(11)―メンタルクリニック

2002/01/23(Wed) Category : パニック障害克服記
朝なんともなければ、僕は会社へ行こうかと思っていた。
しかし、善は急げと妻が心療内科のある病院を物色していた。
車でいける場所があいにく休みだったため、別の所にあるメンタルクリニックに行くことにした。
予約制だったが9時ならOKと引き受けてくれ、急ぎ電車で向かった。

乗り換える時間を利用して会社には電話した。
妻の調子が悪いのは社宅中の奥さんが知っているので、「妻の調子が悪くて病院に連れて行く」と、使わせてもらった。
これら全てのことが、妻が牽引車である。

家族の理解だけではなく、積極的な家族の関与と後押しが必要だなぁと思った。
一人だとどうしても楽観的に考えがちだし、億劫にもなりがちだ。
行動の後押しをしてくれる人がいると、これほど心強いことはない。
 
 
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パニック障害克服記(12)―社会保険病院

2002/01/28(Mon) Category : パニック障害克服記
薬を飲むようになって、眠れるようになっただけでなく、心臓の痛みがなくなった。
が、圧迫感は続いた。

24日の木曜日も、半分眠りながら出勤したので問題なし。
25日は飲み会があったが、楽しくやれた。
しかし、お腹が一杯になると圧迫感があるので、腹八分目にするようにした。

また、胸苦しさが襲ったときはフリスクがいいというので、常時持つようにした。ソラナックスもかばんにしのばせてある。

 
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パニック障害克服記(13)―メンタルクリニック2

2002/02/02(Sat) Category : パニック障害克服記
ここ数日、午後3時頃から左胸の圧迫が出始めることが分かった。
おそらく、夜飲んだ薬の効果が切れる頃なのかもしれない。
午前中は出なくて午後出てくること自体が、この圧迫感は肉体の問題ではなく、"気持ちの問題"であることを確信させた。

しかし、圧迫感は不安を喚起する。
そこで30日には、会社からの帰り際にソラナックスを半錠飲んだ。


2月1日。
ソラナックスを忘れたことがやや不安にさせたが、帰りの電車の中で問題なかったことが自信につながった。
この10日間薬を飲み続けたことが快復に向かわせているのかも知れなかった。救急病院や社会保険病院できちんと調べたこと、メンタルクリニックにいったこと。
心身ともに検査をしてきた事実の積み重ねが自信につながっていったと思われる。

何より、心臓の痛みや圧迫感がなくなっていったことが自信の回復につながっている。最も積み重ねてかなくてはならないのは、この痛みを出さないことだ。出てくれば、またもろくも自信は崩壊するかもしれない。

ともあれ、現状の治療を続けることにした。




 
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パニック障害克服記(14)―家族の支え

2002/02/09(Sat) Category : パニック障害克服記
薬の威力は大きい。いつのまにか不安発作は消失していた。
しかし、そのウラには何より大きな妻の存在があったと思う。

人間、億劫なことは、行動しなくていいように手前勝手に理屈を考えたり、楽観視したりするものだ。
しかし、妻は有無を言わせず、自分でバリバリと手配し、僕の背中を押してあちらへ引っ張り、こちらへ連れて行ってくれた。それらの地道な行動の積み重ねとその結果が、徐々に自分に落ち着きを取り戻させ、自信をつけさせていったといえる。

早い発見と早い対処が何より有効である。

 
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パニック障害克服記(15)―脳は記憶している

2002/06/30(Sun) Category : パニック障害克服記
メンタルクリニックには、2月に2回、3月に2回、間を空けて5月と5回通った。
しかし、4回目の3月末時点で既に飲んでいない薬が1週間分くらいあったと思う。つまり、約1ヵ月半くらいで薬を飲まなくてもパニック症候群の「予期不安」は起こらなくなったのだ。
5月に行った時は、既に事後報告のような形であった。

しかし、不眠は続いていた。

背中の圧迫感がありまっすぐに寝付けないのだ。
質の良い眠りが取れないことが続くと、疲労感が出てくる。
まして、腹ばいだの横になったりだの、仰向けにまっすぐ出来ないものだから、肩や首の凝りがひどくなった。

 
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パニック障害克服記(16)―チェンジペース

2002/06/30(Sun) Category : パニック障害克服記
45歳を過ぎると、急速に体力は衰えていくだろう。
そういう例を何人も見てきている。
しかし、気持ちはそれを認めたくなく、しがらみもあるから、これまでのペースをずっと保ち続けようとする。

否応なく変化していく体力と変化を認めたくない無理な行動とのギャップの間に"問題"が生まれる。
この半年間は、人生後半戦を十分闘うために、心身のペースをチェンジする必要があることを僕に教えてくれた気がする。

一言でいえば「無理をするな」ということだ。


頭で考えるばかりではなく、身体が教えてくれることにも謙虚に耳を傾けたい。
自分のことを一番知っているのは、考える自分ではなく、自分のともにあるこの肉体であろう。

 
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パニック障害を治す心得(1)-初期対応とサポーターの重要性

2006/02/11(Sat) Category : パニック障害克服記
■初期対応が肝心
私は、2002年に1度だけ経験しました。なぜ、1度だけですんだのか?
それは、体験した「翌日」にメンタルクリニックに行き、薬を処方してもらったからです。

それまでに勉強のために手記など読んでいました。 そして、多くの方が初めてのパニック発作を起こした後、あれは何だったのだろうと思いつつも日常に取り紛れ、それから数ヵ月後~1年の間に2回目を起こし、2回目を経験した後は、だんだんと頻度が増していくんだなぁ、とわかりました。
何事もそうですが最初が肝腎、初期動作、初期対応が大事なのだと思っていました。

とはいえ、そこまで分かっていながら、やはり妻から背を押されなければ、そう速やかに行動できなかったかもしれません。その辺の経緯は是非お読み下さい。

 
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パニック障害を治す心得(2)-パニック発作が増えるメカニズム

2006/02/11(Sat) Category : パニック障害克服記
■パニック発作が増えるメカニズム
意識上から忘れてはいても、脳は全てのことを記憶しています。
パニック障害を一度経験した時点で、不安の気持ちがパニック発作を引き起こす神経回路が開かれます。

いわば、「不安」をスタート地点とし、「パニック発作」をゴールとする「不安→パニック発作」ハイウエイが脳内に開通するのです。一度開通すると、それは閉じられることなく脳内に存在しています。

そのため、ある日同じような状況に陥ると脳は記憶と照合し、「不安」という感情伝達物質を生成させます。「不安」感情伝達物質は、「不安→パニック発作」ハイウエイを突っ走って不安発作を引き起こすわけです。

こうして、「不安」感情伝達物質が「不安→パニック発作」ハイウエイを通過すればするほど、そのハイウエイは整備されていきます。広く立派なハイウエイになってますます通りやすくなっていくわけです。

そのうち、そのような状況を想像するだけで、「不安」という感情伝達物質が生成され、生成されるや即ハイウエイを突っ走って「パニック発作」というゴールに到達するようになります。いわゆる「予期不安発作」ですね。
こうしてパニック発作が頻繁になっていくのです。



 
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パニック障害を治す心得(3)-治癒のメカニズム

2006/02/11(Sat) Category : パニック障害克服記
■パニック障害 治癒のメカニズム
ここで見ましたように、パニック障害を治すためには、「不安→パニック発作」ハイウエイを「閉鎖」する必要があることがわかります。
「不安」感情伝達物質が「不安→パニック発作」ハイウエイを通れなければ、「パニック発作」というゴールにたどり着けない-つまり、発作は起こらないと言うことです。

では、どのようにしてそれを行うか。
それは、てんかんの治療が参考になります。

てんかん発作も、ある刺激が引き金となって発作につながる点でパニック発作と同じメカニズムです。 てんかんにも「刺激→てんかん発作」ハイウエイが脳内に存在しているとお考えください。

そのてんかん治療の定石は、「てんかんを起こさせないこと」。
パラドックスのように聞こえますが、その通りなんです。

薬を飲み続け、発作につながる神経回路(「刺激→てんかん発作」ハイウエイ)を薬で遮断し続けます。すると、ある興奮状態が起こっても、その感情伝達物質は「刺激→てんかん発作」ハイウエイを通ることができません。そこで、バイパス工事が始まります(シナプスは可塑性を持っています)。そのバイパス道路は、「てんかん発作」に直結していません。

そのバイパス道路が完成すると、感情伝達物質はハイウエイを無視して、そのバイパスを使うようになります。使われなくなった回路は消えていきますから、そのうちハイウエイは消えていくでしょう。
こうして、てんかんは治癒していきます。

これと同様に、パニック障害も、薬を飲み続けて「不安→パニック発作」ハイウエイを遮断し、その間にバイパス道路(新たな不安伝達の回路)が出来上がるようにすればよいわけです。


 
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